はずむ恋~見つめて、触れて、ときめく~
嫌いになった?
「えっ? 付き合ったけど、もう別れた? ちょっとー、どういうことなの?」
ブライダルのヘルプは忙しく、彩音とは勤務時間が合わない日ばかりだった。週の半分は本来の業務をする予定になっていたけど、急な欠勤者が出たりして、ブライダル業務の方が優先となった。
やっと彩音と揃って営業部勤務した日の帰り、イタリアンレストランに入る。まずはお疲れ様とグラスビールで乾杯してから、さすがジューンブライドの時期は忙しいよねと日常的な話をした。
でも、そんなどうでもいい話は早々と切り上げられて、彩音から玲司さんのことを聞かれた。
彩音には玲司さんに誘われた話をしたけれど、その後の報告を詳しくしていなかった。『どうだった?』『楽しかった』としか話していなく、詳しくはあとで話す予定だったけど、お互いの時間が今日まで合わなかった。
主に彩音の予定が多かったせいではあるが。
やっと出来た報告なのに、別れの報告までするとこになるとは、私も予想外である。ラブラブな話がしたかった。
悔やんでも仕方がない。別れたのは事実で、望んだのも自分。
「やっぱり、好きになるべき人じゃなかったんだよね」
ブライダルのヘルプは忙しく、彩音とは勤務時間が合わない日ばかりだった。週の半分は本来の業務をする予定になっていたけど、急な欠勤者が出たりして、ブライダル業務の方が優先となった。
やっと彩音と揃って営業部勤務した日の帰り、イタリアンレストランに入る。まずはお疲れ様とグラスビールで乾杯してから、さすがジューンブライドの時期は忙しいよねと日常的な話をした。
でも、そんなどうでもいい話は早々と切り上げられて、彩音から玲司さんのことを聞かれた。
彩音には玲司さんに誘われた話をしたけれど、その後の報告を詳しくしていなかった。『どうだった?』『楽しかった』としか話していなく、詳しくはあとで話す予定だったけど、お互いの時間が今日まで合わなかった。
主に彩音の予定が多かったせいではあるが。
やっと出来た報告なのに、別れの報告までするとこになるとは、私も予想外である。ラブラブな話がしたかった。
悔やんでも仕方がない。別れたのは事実で、望んだのも自分。
「やっぱり、好きになるべき人じゃなかったんだよね」