俺様男子と秘密の関係
私の秘密!?
私の秘密!?
高校3年生のお嬢様神崎美久
「今日から高校3年生かー」
私は普通の人間だけど一応お嬢様だから普通の人間だなんて言えるかわからない。
それもそうだこんな事自分でゆうのもなんだけど私は美人で頭も良くて家は豪華。
お父さんは有名芸能人だし
お母さんは昔はモデルをやっていて、今は大有名の歌手
そんな中2人の間に生まれたのが私神崎美久
私は今日から高校3年生
改めて大人の第一歩を踏みはじめた。
お父さんには言葉にきおつけなさいとか、お嬢様学校に行きなさいとか頭のいい学校に行きなさい言われるけど私は普通でいたい。
だから高校もなんとかお父さんと決着をつけ私の行きたい普通の学校に通わせて貰うことに成功した!
そう、私は普通でいたい。
でもそんな事を言っている暇はない、なんでかって、遅刻したからだ。
「美久様準備が整いましたので車にお乗りください」
この人は私のボディーガード三河さん、お父さん心配だからって言って私にボディーガードをつけた。
そんな事いいのに私は普通でいたいのに、
「美久様旦那様が早く来なさいと言っておりました」
「わかったよ、今行く」
はぁーやっぱり普通でいられないのか
私は長い廊下と長い階段を駆け下り下にいるお父さんの元に行った。
17年も住んでいる家だけどいつも長い廊下だなとか長い階段だなと思う。
でもここはお父さんとお母さんの思い出の家だとお父さんとお母さんは聞き飽きるほど言ってる。
「美久!またそんなキーホルダーつけて」
お父さんが私に怒鳴る。
「別にいいでしょ!るい様はと・く・べ・つなんだから」
普通の人間でいるためにはまずは何か好きなアイドルとか好きな俳優とかを見つけないとと思った私はお父さんに内緒で本屋に行って、もちろん普通の本屋だ!
その、本屋で見つけたのが今私がはまっている大好きな漫画の主人公るい様
るい様は、俺様キャラで普段は意地悪だけど、、、
本当はすっごく恥ずかしがり屋で人見知りでそれが可愛くてはまっちゃったんだよね。
でも危なかった、るい様を学校につけて行ったら私がオタクだって事バレちゃう!!
そう、私は学校では普通の人間じゃなくてお嬢様の設定で学校に通っている。
だって、、高校1年生の入学式早々リムジンで来る入学生がいるわけがない、、
私は嫌だって言ったのにお父さんが、、、
入学式の時私は「終わった」って思ったけど入学式の時の事がきっかけで私はこの学校の有名人になった。
だけどそれだけじゃない、
高校1年生の時の授業参観にお母さんとお父さんが来てみんなキャーキャー騒いでいる。
それはそうだろう、芸能人と大有名歌手が自分達の学校に来たらそりゃ大騒ぎになるはずだ。
そのせいか、私は高校に入って1日で学校の有名人になった。1ヶ月経った頃には他校の人にも知られていた。
とにかくよく聞くのが
「美久さんって綺麗だよね」
「頭も良いし」
「スタイルもいいし!」
「女にとっての理想だよね」
理想?なのか、
自分が普通になりたいがために夢中で気づかなかった。
芸能人にでもなったみたいだ、
なんか、嬉しい!!
この時の私はまだ普通になりたいなんてあまり思ってなかった。でもちょっとは思っていたこともあったけど、あの人と出会うまでは、、、
____________________________________
「、、、、!」
「、、く、!」
「みく!」
「えっ!あっ、なに?」
「早く乗りなさい!」
「あっ、はーい」
気づかなかった、お父さん読んでたんだ。
私は大事なるい様のキーホルダーをカバンにしまった。みんなにバレないようにしなきゃ
私は歩きでいいって行ったのに、なんでリムジンなの!?
「美久様、今日はがっこ、」
「あのね、三河さん、美久でいいから、」
「美久様、今日は学校が終わったら迎えにいきますので」
はぁー聞いてない、学校迎えに来るのもいいってずっと言ってるのに、
お父さんったら、もう!!なんで、私は普通がいいのに!!
車から窓の外を覗く、
青く綺麗な空、昨日はあんなに雨が降っていたのに、今日はキラキラしてる。
神様が今日は高校3年生初めだから「頑張れ!」っていってるのかな?
____________________________________
そんなこんなで外を眺めてるうちに学校についた。
やっぱり、車は早いな。ちょっと空を見つめてただけですぐに学校に着くんだもん、でも普通の車でいいよ、しかも歩きたいよ、、
「美久様つきました」
「ありがと、」
学校について早々車の扉を開けるとみんながキャーキャー言ってる
聞こえて来る声
「美久様が来たわー」
「美久様ーおはようございます」
「やっぱり今日も綺麗だなー」
聞き飽きた、普通でいたいのに、なのに嬉しい!どうしたんだろう私?まぁいつものことか
私はお嬢様ぽく、上品に
「おはよう、皆さん」
と答える。
新学期が始まり下駄箱に貼ってあるクラス表の元に行く、
この時のドキドキは恐怖でもある。
結衣と美香と離れたらどうしよう、、
そんな事ばかり考え祈りながら恐る恐るクラス表を見る。
「あっやった!結衣と美香と同じだ!」ボソッ
私は親友の結衣と美香と同じクラスで少し安心した
「美香の靴はまだないから来てないと思うけど結衣の靴は置いてあるから先に教室にいるのかな?えっと私のクラスは3ーBか、」
下駄箱に靴を入れ
学校の階段を登る。廊下でも視線を感じる。
そして教室の扉を開ける
ガラガラ
面白い人達がいっぱいいそうなクラスだなって見ただけで思った。
えっと、私の席は、、教室の真ん中の席、私が席に着くと前の席の結衣が後ろを向いて、勢いよく私に
「美久!おはよう!」
「同じクラスだったね!よかったー」
私だけじゃなくて結衣も心配だったんだ、でも本当に結衣と同じクラスでよかった。
「本当だね、よかった!」
「でも美香はまだ来てないね」
やっぱり美香はまだ来てなかった。
もしかして!また遅刻!!
「美久!昨日のるい様の新作漫画見た!?」
「ちょっ!!結衣、声大きい!!」
「あっごめん、、」
この人は私がオタク?!るい様の事を大好きすぎる事を知っているうちの1人
神山結衣、結衣とは2年生の時に友達になった。
とても活発な子でほっとけない存在とっても可愛い。すぐに失敗ばかして危なっかしいからほっとけない、
結衣と私が出会ったきっかけは2年生の時、
私が帰ろうとしてカバンを持とうとしたら結衣とぶつかってカバンからるい様のキーホルダーが落ちて、って感じで
その事がきっかけで結衣と仲良くなった。
初めは「やばっ!どうしよう」て思ったけど結衣もなかなかのオタクで
「えーーーー、るい様ダーーー!」
って、はしゃいでた
「ねぇ!るい様好きなの!?」
「えっ!あっ、、、、、好きだよ」
私も知られたくはないけどこの子だったらいいかもっていう感じでつい「好きだよ」って無意識に口が滑って行ってしまった。。。
絶対絶命!!!
「そうなのーー!私もるい様好きなの!」
「ねぇ!私と友達になってよ!」
急に結衣に「友達になってよ」って言われた時はびっくりしたけどこの子メチャクチャるい様の事好きなんだなって思ったから
「うん!いいよ、」
と答えた。
「私の名前はかん」
「知ってるよ、神崎美久ちゃんでしょ!」
なぜか、私の名前を知っていた。
理由はただ一つしかない、
「なんで私の名前知ってるの?」
一応聞いてみるか、と思い私は疑問式に結衣に聞いた。
「なんでって言われても、入学式にリムジンで来る人なかなかいないからね、有名だよ」
やっぱり、みんな知ってるんだ、ハハッ
そう、理由はただ一つ入学式の時にリムジンで来た事
なんやかんやで結衣とは、多分1番の親友
私がるい様の遺品をいっぱい集めてるって聞いて私の家に行きたい!っていうから結衣を私の家に連れて行った。
結衣は初めて私の家に来た時、メチャクチャビックリしてた。
まるでお魚のように口を大きく開けてパクパク口を動かしていた。ビックリしすぎて声が出なかったらしい、
でも何回も私の家に来るうちに慣れていったらしいそりゃ私だって初めはすごいって思って家の中を探検したけど17年も住んでると流石にもう慣れてくる。
「ねぇ美久、今日1時間目からテストあるらしいよー」
「あぁそういえば、そうだったね」
「私テス勉やってないよー」
とやばい!!みたいな結衣の顔に私は思わず
「フッハハッ」
と思わず笑ってしまった。
「ちょ笑ってる場合じゃないよー」
ほんと結衣は面白い、あぁ一緒にいて楽しいこれが普通なのかな?
キーンコーンカーンコーン
とチャイムがなりみんな急いで席に座る
結衣も焦りながら前を向く。
美香はまだ来てない、やっぱり遅刻か、高校3年生始まって早々遅刻って美香やるな〜。
先生が来てみんなの名前を呼んでいく、
「神崎美久さん」
先生に呼ばれて大きく声を上げて
「はい」
と答える
「神田美香さん」
しーーん、先生の呼ぶ声がクラスに響く。
「神田はやす、」
ガラガラと勢いとはよく扉が開き
「はーいはいはいー、います!!神田美香いまーす!」
と『ぎりぎりセーフ』みたいな感じで教室に急いで入って来た。
この人は神田美香、私の親友!私の秘密を知っているうちの1人。嘘をつくのが苦手で美人、顔に似合わずとても活発な子。
遅刻で焦りながら走って来たのか美香はハァハァと息を切らしている。
「神田!お前初日早々遅刻するなんていい度胸だな」
あぁーバカだなー美香は、何やってんの本当
美香は『すいませーん』といいながら私の後ろの席に座る、
美香は私の後ろの席
美香とは、私が1年生の時に友達になった。
その時結衣とはまだ友達ではなかった、美香は美人でその時から『美人だ美人だ』って言われていて、私も美香の存在を知っていた。
もちろん、美香も私の存在を知っていたらしい。
美香とは私が帰る時に声をかけられて、友達になった。
まだその時美香は私がるい様を好きだってことは知らなかったけど、高校2年生の時に美香と遊びに行った時
私がるい様のことを大好きすぎるオタクだってことを知られた。
だけど美香は、
「るい、好きなの?るいかっこいいよね」
と言ってくれて安心した。よかった気持ち悪いって思わなかったんだ、なんでかわからないが安心した。
____________________________________
なんやかんやで結衣と美香とは長い付き合い
そのせいか
みんなによく言われるのが『美人勢揃いの3姉妹』て言われる
そう、私達は苗字がみんな『神』で始まる。
しかも私と美香は名前に美人の『美』がついていてその名のとうりに美人ってよく言われる
結衣は名前に結ばれるの『結』がついていて可愛い結衣と美人の結衣がある。そりゃまさに可愛いと美人で結ばれてるような名前だ。
私達は高校2年生の時の学園祭の美人コンテストで1.2.3位をとった。しかも友達で1.2.3位をとるなんて
そこから『美人勢揃いの3姉妹』の噂が広まった。
私達が廊下を歩けば人だかりができるし、私達の噂は学校全体に広まった
私達は学校の有名人になった
こんな感じで私の秘密はオタクだって事
「今日から高校3年生かー」
私は普通の人間だけど一応お嬢様だから普通の人間だなんて言えるかわからない。
それもそうだこんな事自分でゆうのもなんだけど私は美人で頭も良くて家は豪華。
お父さんは有名芸能人だし
お母さんは昔はモデルをやっていて、今は大有名の歌手
そんな中2人の間に生まれたのが私神崎美久
私は今日から高校3年生
改めて大人の第一歩を踏みはじめた。
お父さんには言葉にきおつけなさいとか、お嬢様学校に行きなさいとか頭のいい学校に行きなさい言われるけど私は普通でいたい。
だから高校もなんとかお父さんと決着をつけ私の行きたい普通の学校に通わせて貰うことに成功した!
そう、私は普通でいたい。
でもそんな事を言っている暇はない、なんでかって、遅刻したからだ。
「美久様準備が整いましたので車にお乗りください」
この人は私のボディーガード三河さん、お父さん心配だからって言って私にボディーガードをつけた。
そんな事いいのに私は普通でいたいのに、
「美久様旦那様が早く来なさいと言っておりました」
「わかったよ、今行く」
はぁーやっぱり普通でいられないのか
私は長い廊下と長い階段を駆け下り下にいるお父さんの元に行った。
17年も住んでいる家だけどいつも長い廊下だなとか長い階段だなと思う。
でもここはお父さんとお母さんの思い出の家だとお父さんとお母さんは聞き飽きるほど言ってる。
「美久!またそんなキーホルダーつけて」
お父さんが私に怒鳴る。
「別にいいでしょ!るい様はと・く・べ・つなんだから」
普通の人間でいるためにはまずは何か好きなアイドルとか好きな俳優とかを見つけないとと思った私はお父さんに内緒で本屋に行って、もちろん普通の本屋だ!
その、本屋で見つけたのが今私がはまっている大好きな漫画の主人公るい様
るい様は、俺様キャラで普段は意地悪だけど、、、
本当はすっごく恥ずかしがり屋で人見知りでそれが可愛くてはまっちゃったんだよね。
でも危なかった、るい様を学校につけて行ったら私がオタクだって事バレちゃう!!
そう、私は学校では普通の人間じゃなくてお嬢様の設定で学校に通っている。
だって、、高校1年生の入学式早々リムジンで来る入学生がいるわけがない、、
私は嫌だって言ったのにお父さんが、、、
入学式の時私は「終わった」って思ったけど入学式の時の事がきっかけで私はこの学校の有名人になった。
だけどそれだけじゃない、
高校1年生の時の授業参観にお母さんとお父さんが来てみんなキャーキャー騒いでいる。
それはそうだろう、芸能人と大有名歌手が自分達の学校に来たらそりゃ大騒ぎになるはずだ。
そのせいか、私は高校に入って1日で学校の有名人になった。1ヶ月経った頃には他校の人にも知られていた。
とにかくよく聞くのが
「美久さんって綺麗だよね」
「頭も良いし」
「スタイルもいいし!」
「女にとっての理想だよね」
理想?なのか、
自分が普通になりたいがために夢中で気づかなかった。
芸能人にでもなったみたいだ、
なんか、嬉しい!!
この時の私はまだ普通になりたいなんてあまり思ってなかった。でもちょっとは思っていたこともあったけど、あの人と出会うまでは、、、
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「、、、、!」
「、、く、!」
「みく!」
「えっ!あっ、なに?」
「早く乗りなさい!」
「あっ、はーい」
気づかなかった、お父さん読んでたんだ。
私は大事なるい様のキーホルダーをカバンにしまった。みんなにバレないようにしなきゃ
私は歩きでいいって行ったのに、なんでリムジンなの!?
「美久様、今日はがっこ、」
「あのね、三河さん、美久でいいから、」
「美久様、今日は学校が終わったら迎えにいきますので」
はぁー聞いてない、学校迎えに来るのもいいってずっと言ってるのに、
お父さんったら、もう!!なんで、私は普通がいいのに!!
車から窓の外を覗く、
青く綺麗な空、昨日はあんなに雨が降っていたのに、今日はキラキラしてる。
神様が今日は高校3年生初めだから「頑張れ!」っていってるのかな?
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そんなこんなで外を眺めてるうちに学校についた。
やっぱり、車は早いな。ちょっと空を見つめてただけですぐに学校に着くんだもん、でも普通の車でいいよ、しかも歩きたいよ、、
「美久様つきました」
「ありがと、」
学校について早々車の扉を開けるとみんながキャーキャー言ってる
聞こえて来る声
「美久様が来たわー」
「美久様ーおはようございます」
「やっぱり今日も綺麗だなー」
聞き飽きた、普通でいたいのに、なのに嬉しい!どうしたんだろう私?まぁいつものことか
私はお嬢様ぽく、上品に
「おはよう、皆さん」
と答える。
新学期が始まり下駄箱に貼ってあるクラス表の元に行く、
この時のドキドキは恐怖でもある。
結衣と美香と離れたらどうしよう、、
そんな事ばかり考え祈りながら恐る恐るクラス表を見る。
「あっやった!結衣と美香と同じだ!」ボソッ
私は親友の結衣と美香と同じクラスで少し安心した
「美香の靴はまだないから来てないと思うけど結衣の靴は置いてあるから先に教室にいるのかな?えっと私のクラスは3ーBか、」
下駄箱に靴を入れ
学校の階段を登る。廊下でも視線を感じる。
そして教室の扉を開ける
ガラガラ
面白い人達がいっぱいいそうなクラスだなって見ただけで思った。
えっと、私の席は、、教室の真ん中の席、私が席に着くと前の席の結衣が後ろを向いて、勢いよく私に
「美久!おはよう!」
「同じクラスだったね!よかったー」
私だけじゃなくて結衣も心配だったんだ、でも本当に結衣と同じクラスでよかった。
「本当だね、よかった!」
「でも美香はまだ来てないね」
やっぱり美香はまだ来てなかった。
もしかして!また遅刻!!
「美久!昨日のるい様の新作漫画見た!?」
「ちょっ!!結衣、声大きい!!」
「あっごめん、、」
この人は私がオタク?!るい様の事を大好きすぎる事を知っているうちの1人
神山結衣、結衣とは2年生の時に友達になった。
とても活発な子でほっとけない存在とっても可愛い。すぐに失敗ばかして危なっかしいからほっとけない、
結衣と私が出会ったきっかけは2年生の時、
私が帰ろうとしてカバンを持とうとしたら結衣とぶつかってカバンからるい様のキーホルダーが落ちて、って感じで
その事がきっかけで結衣と仲良くなった。
初めは「やばっ!どうしよう」て思ったけど結衣もなかなかのオタクで
「えーーーー、るい様ダーーー!」
って、はしゃいでた
「ねぇ!るい様好きなの!?」
「えっ!あっ、、、、、好きだよ」
私も知られたくはないけどこの子だったらいいかもっていう感じでつい「好きだよ」って無意識に口が滑って行ってしまった。。。
絶対絶命!!!
「そうなのーー!私もるい様好きなの!」
「ねぇ!私と友達になってよ!」
急に結衣に「友達になってよ」って言われた時はびっくりしたけどこの子メチャクチャるい様の事好きなんだなって思ったから
「うん!いいよ、」
と答えた。
「私の名前はかん」
「知ってるよ、神崎美久ちゃんでしょ!」
なぜか、私の名前を知っていた。
理由はただ一つしかない、
「なんで私の名前知ってるの?」
一応聞いてみるか、と思い私は疑問式に結衣に聞いた。
「なんでって言われても、入学式にリムジンで来る人なかなかいないからね、有名だよ」
やっぱり、みんな知ってるんだ、ハハッ
そう、理由はただ一つ入学式の時にリムジンで来た事
なんやかんやで結衣とは、多分1番の親友
私がるい様の遺品をいっぱい集めてるって聞いて私の家に行きたい!っていうから結衣を私の家に連れて行った。
結衣は初めて私の家に来た時、メチャクチャビックリしてた。
まるでお魚のように口を大きく開けてパクパク口を動かしていた。ビックリしすぎて声が出なかったらしい、
でも何回も私の家に来るうちに慣れていったらしいそりゃ私だって初めはすごいって思って家の中を探検したけど17年も住んでると流石にもう慣れてくる。
「ねぇ美久、今日1時間目からテストあるらしいよー」
「あぁそういえば、そうだったね」
「私テス勉やってないよー」
とやばい!!みたいな結衣の顔に私は思わず
「フッハハッ」
と思わず笑ってしまった。
「ちょ笑ってる場合じゃないよー」
ほんと結衣は面白い、あぁ一緒にいて楽しいこれが普通なのかな?
キーンコーンカーンコーン
とチャイムがなりみんな急いで席に座る
結衣も焦りながら前を向く。
美香はまだ来てない、やっぱり遅刻か、高校3年生始まって早々遅刻って美香やるな〜。
先生が来てみんなの名前を呼んでいく、
「神崎美久さん」
先生に呼ばれて大きく声を上げて
「はい」
と答える
「神田美香さん」
しーーん、先生の呼ぶ声がクラスに響く。
「神田はやす、」
ガラガラと勢いとはよく扉が開き
「はーいはいはいー、います!!神田美香いまーす!」
と『ぎりぎりセーフ』みたいな感じで教室に急いで入って来た。
この人は神田美香、私の親友!私の秘密を知っているうちの1人。嘘をつくのが苦手で美人、顔に似合わずとても活発な子。
遅刻で焦りながら走って来たのか美香はハァハァと息を切らしている。
「神田!お前初日早々遅刻するなんていい度胸だな」
あぁーバカだなー美香は、何やってんの本当
美香は『すいませーん』といいながら私の後ろの席に座る、
美香は私の後ろの席
美香とは、私が1年生の時に友達になった。
その時結衣とはまだ友達ではなかった、美香は美人でその時から『美人だ美人だ』って言われていて、私も美香の存在を知っていた。
もちろん、美香も私の存在を知っていたらしい。
美香とは私が帰る時に声をかけられて、友達になった。
まだその時美香は私がるい様を好きだってことは知らなかったけど、高校2年生の時に美香と遊びに行った時
私がるい様のことを大好きすぎるオタクだってことを知られた。
だけど美香は、
「るい、好きなの?るいかっこいいよね」
と言ってくれて安心した。よかった気持ち悪いって思わなかったんだ、なんでかわからないが安心した。
____________________________________
なんやかんやで結衣と美香とは長い付き合い
そのせいか
みんなによく言われるのが『美人勢揃いの3姉妹』て言われる
そう、私達は苗字がみんな『神』で始まる。
しかも私と美香は名前に美人の『美』がついていてその名のとうりに美人ってよく言われる
結衣は名前に結ばれるの『結』がついていて可愛い結衣と美人の結衣がある。そりゃまさに可愛いと美人で結ばれてるような名前だ。
私達は高校2年生の時の学園祭の美人コンテストで1.2.3位をとった。しかも友達で1.2.3位をとるなんて
そこから『美人勢揃いの3姉妹』の噂が広まった。
私達が廊下を歩けば人だかりができるし、私達の噂は学校全体に広まった
私達は学校の有名人になった
こんな感じで私の秘密はオタクだって事