煙りが空に消える様に
待つ
真横に飛ぶ雪を見てた

ビルの隙間を行く人々は皆、下を向く

こんな寒い日に来るはず、ない。

私は路地に立ち私を見上げる貴方を思いだす。

もう少し、もう少し。

逢いたいと貴方を責められるのなら、少しは気が楽なのに。

報われない待ち時間を恋愛中

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