俺の恋人曰く、幸せな家庭は優しさと思いやりでできている「下」
「はい、どうぞ」

出来上がったコーヒーを渡す。マグカップは二つ。私も一緒に飲むから。

「ありがとう」

リーバスはそう言って受け取った後、私に優しくキスをする。

こんな穏やかな時間が、明日も、明後日も、そのまた先もずっと続けばいいな。

私は生涯、クリスタル・ヴィンヘルムだから。
< 159 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop