俺の恋人曰く、幸せな家庭は優しさと思いやりでできている「下」

友達といつも遊んで、おいしいおやつを一緒に食べる。一緒に料理を作ってお母さんを驚かせたりもするの。

そして、私のものに貴族の男性が現れてこう言うんだ。

「君は、世界平和対策本部のタンバリー国代表に選ばれた」

私は嬉しくて、お母さんの手を取って喜んだ。私が世界を平和に導ける！私が世界を変えられる！

緊張と嬉しさを胸に詰め込み、私は会議室に入る。いろんな国の人々。言葉も、文化も、目や肌の色も、何もかも違う。

「俺の名前はリーバス・ヴィンヘルム。ドリス国代表だ。…よろしく」

私より十センチは背が高い男性が、私に手を差し出す。私はニコリと笑ってその手を握るの。

「私はクリスタル・フェルナンデス！タンバリー国代表！よろしくね！」

そして、いろんな辛いことや楽しいことを乗り越えて、私とリーバスは恋人になる。

そして恋人になって二年、彼は顔を赤くしながら言った。

「クリスタル、俺と結婚してください」

私は笑顔で「はい」と頷く。そして、二人の幸せな日々が続いていくーーー。