きらきら光る
「ん?起きたのか?」
眠そうに目を開けた先生は私の目を見て「目がガチャ○ンになってる」と笑う。

「ひどい。」
「お前の目もひどいぞ。」
「もぉ~」

先生が私を笑わせようとしてくれているのがわかる。


「これからあいつらが来るから。」
「え?」
「宮田と高倉。あいつら、お前のことずっと心配してたからさ。話してやれよ。」
「……。」
「そばにいるから。な?」
先生はそう言って私の頭をポンポンと撫でた。
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