きらきら光る
涙色のさよなら
宮田からの電話に俺は焦って車を走らせた。

藤田が何を考えているかすぐにわかった。



朝、高倉の事故の連絡で総合病院に駆けつけていた俺は病院から藤田の家に向かった。


いまあいつをひとりにしたらまずい。




ハンドルを握る手が震えた。
まにあえ!間に合ってくれ!
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