きみの理想の相手

 すると、バイトに向かっているのに、すぐ返信が返ってきた。

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意外です。

俺は夕食作って、バイトに行くのが日課になっているので、習慣づいてしまいました。

はい、今日もバイトです。

理実さんは、今からどこかで食べるんですか?

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と金井さんからメールがきた時、バスがやってきた。

 私は服のポケットに入れてから、バスに乗り込んだ。

 ICカードをかざして、後ろの席に座り、すぐにポケットから携帯を取り出す。

 ロック解除をしてから、私は金井さんに連絡する。

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私はコンビニに行ってから、家でご飯です。
その前に本屋に行くつもりです。

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と私は返信をして、外を眺めた。

 いつも通っている変わらない風景。

 なのに、いつもとなぜか違っているように感じた。

 それは、金井さんと会ってから、私は生き生きしている気がする。

 私はバスの窓に寄りかかりながら、目を瞑り考えていた。

 どうやったらもっと仲良くなれるかを。

 私は10分程寝ていたら、あっという間に駅に着いた。

 私はICカードをピッとかざしてから、バスを降りた。

 外を降りると、人がたくさんいた。

 今日は確か地元のサッカー団体が試合があるから、混んでるかもってテレビだっけ?

 なんかで聞いた。
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