私の恋のヒーローは
絆「大体、お前も私の事など
好きではないだろ?
お前は何故、付き合う事にこだわる?」
顎から手を離した降谷 恭斗は
いつかのようにまた私を
空き教室へと押し込んだ。
相変わらず訳の分からん男だ。
私にジリジリと近付いてきた
降谷 恭斗は壁際に私を追いやり
最近では流行らない壁ドンをした。
恭斗「好きだ。
俺はお前が好きだ。」
絆「また私をからかってるのか?
いい加減、飽きろ。
私は何を言われても
お前と付き合う気などない。」
私が降谷 恭斗の手を壁から離そうとすると
逆にその手を掴まれた。