私の恋のヒーローは

七海「邪魔すんじゃねぇよ。とか
言いそうじゃない?降谷くん。」

絆「あの男は意味もなく
怒るような奴じゃない。
少しあまのじゃくだけど
本当は優しい奴だ。」

七海「そっか。」

降谷 恭斗を追いかけ、家の鍵を開けると
お母さんが私たちを出迎える。

最近ではこの男が家にいるのが
当たり前になった。

母「いらっしゃい、降谷くん。」

恭斗「お邪魔します。」

この光景も見慣れたものだ。

母「あら、そちらは?」

七海「はじめまして。
絆の友達の戸塚 七海です。
今日は一緒に勉強しようって
誘ってもらって来ました。」

母「そうだったの。
戸塚さんも、どうぞ上がって。」

七海「はい!お邪魔します。」
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