私の恋のヒーローは

恭斗「こっちにしろよ。」

絆「必要ない。これで十分だ。」

恭斗「これから増えてくだろ。」

絆「...え?」

恭斗「戸塚との写真も俺との写真も...
それ以外の誰かとの写真も...
これから沢山増えるだろ。
だから、こっちにしろ。」

相変わらずの上から目線だったけど
そこに降谷 恭斗の優しさを感じた。

恭斗「これにするのなら買ってやる。」

絆「お前からのプレゼントなのだから
仕方がないな。貰ってやってもいい。」

降谷 恭斗も素直じゃないけれど
私も相当、素直じゃないなと思うと
おかしくて笑っていた。

恭斗「本当、お前って捻くれてるよな。」

絆「お前もな。」

また私はこの男の事を1パーセント
好きになった。
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