私の恋のヒーローは
七海「そっか。伝えて良かった。
本当はちょっと心配してたよ。
絆が降谷くんに誕生日の事
言ってなかったって後から知って
私また余計な事言っちゃったかなって
心配してたんだ。」
絆「七海が心配する事じゃないだろ。」
写真立てを元の場所に戻した
七海は私の隣に座ると
真っ直ぐとした視線をこちらに向けた。
七海「するよ。些細な事でも
心配しちゃうんだよ。
だって、友達は傷付けたくないよ。」
絆「大丈夫だ。私は七海の
やる事や言う事には傷付かない。」
七海「どうして?」
絆「いつもそこに七海の
優しさがあるからだ。
七海が私のためを思ってくれてる事は
ちゃんと分かってる。
だから、つまらない事は気にするな。」