私の恋のヒーローは
お母さんが家を出て行くと
降谷 恭斗は足を組んだ。
恭斗「あんまり似てねぇんだな。
お前と母親。」
絆「血は繋がっていませんから。」
恭斗「そっか。悪い。余計な事言ったな。」
本当に今日の降谷 恭斗は気持ちが悪い。
ぶつかっても謝らないこの人が
簡単に謝るだなんて。
この人は実は降谷 恭斗では
ないのではないだろうか。
昔よくあった階段を転げた拍子に
誰かと入れ替わる小説のように
中身は別の人なのではないだろうか。