私の恋のヒーローは

七海「私、リアンのファンなの!
いつもちょっと切ない所がすごく好き。
まさかリアンが霜月さんだなんて...。
ねぇ!小説ってどうやって書いてるの?
やっぱり実体験とか?」

奇怪な女だが、悪い人ではない。
私の事を褒めてくれるのだから。

絆「お名前、聞いてもいいですか?
クラスメイトだという事は
分かるんですが、名前までは...」

七海「ああ、そうだよね。
私、戸塚 七海。よろしくね!」

一体、彼女と何をよろしくすれば
いいのか分からないけど
握手を求められたので握っておいた。

七海「これから、話しかけてもいい?
小説の話とか色々聞きたいの。」

また厄介な人に目を付けられた。
降谷 恭斗といい戸塚 七海といい
何故、私に絡んでくるんだ。
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