私の恋のヒーローは

思い込みかもしれない。
勝手にそう感じてるだけかもしれない。
雄亮はそんな事1ミリも
思っていないかもしれない。

でも、私は。今の私は...
昔に戻りたくないと思っている。

恭斗「でも、何だ?」

絆「...怖い。」

七海という友達も出来た。
降谷 恭斗という理解者もいる。
それだけで十分だった。

あの頃の私に戻りたくは
ないと思ってしまった。

絆「私は、雄亮が怖い。
あの頃の弱い私を守ってくれたのは
間違いなく、雄亮だった。
でも、私はいつも不安だった。」

恭斗「何が不安だったんだよ?」
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