私の恋のヒーローは

ーバタン

父親がリビングからいなくなると
降谷 恭斗はもう1度ため息をついた。

恭斗「勝手に来るなよ。」

絆「勝手に来るしかないだろ。
元はと言えば学校を休んだお前が悪い。」

恭斗「プリント届けに来ただけなんだろ?
茶だけ飲んだらさっさと帰れよ。」

絆「茶は遠慮する。
だが、2.3お前に聞きたい事がある。
この家は何だ?何故、何も無い?
さっきのお前は誰だ?
何故、いつものお前でいない?」

恭斗「どうでもいいだろ。」

降谷 恭斗は心底面倒くさそうな顔をした。
そんな顔をされても
気になるものは気になる。
< 85 / 257 >

この作品をシェア

pagetop