仮想現実の世界から理想の女が現れた時

岐阜デート

*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
8月13日(月)

今日は、彼がデートに連れて行ってくれます。
彼にお任せコースなので、どこに行くのか楽しみです。

昨日は、母が私のためにおいしい夕食を作ってくれました。
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*


昨夜の夕食の写真が添えられている。


*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
おいしそうな夕食ですね。
デート楽しんできてください。
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

俺は、ちょこさんのダイアリーにコメントを入れて家を出る。



10時。

ピンポーン

暁里の家の玄関チャイムを鳴らす。

程なく、暁里と共にお母さんだと思われる女性が玄関に現れた。

「おはようございます。
暁里さんと同じ部署で働いております
佐久間と申します。
暁里さんと真剣にお付き合いさせて
いただいてます。
どうかよろしくお願いします。」

暁里のお母さん。

第一印象が大切。

いつかくるその日に備えて、俺は丁寧に挨拶をする。