仮想現実の世界から理想の女が現れた時
翌朝、出勤すると、俺はいつものようにちょこさんのSNSを見る。
*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*
9月21日(金)
昨日、彼からプロポーズされました。
だけど、同時に彼の秘密を打ち明けられ、驚き過ぎてプロポーズのされたのに感動に浸る間もありませんでした。
だから、今頃になって、自分の左手の薬指を見て感動しています。
私…大好きな彼と幸せになります。
*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*
くくっ
そうだよな。
暁里、ごめんな。
俺は、暁里の投稿にコメントを入れる。
*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ちょこさんは必ず幸せになれます。
絶対に幸せにするので、信じてついてきてください。
ちょこさんがいてくれたら、俺は世界一、幸せになれます。
*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*
それから程なく、暁里がいつものように元気よく出勤する。
「おはようございます!」
挨拶をして席に着く暁里と、一瞬、目が合い、お互いにふっと微笑んだ。
だけど、俺たちは何事もなかったかのように日常の業務に入る。
*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*
9月21日(金)
昨日、彼からプロポーズされました。
だけど、同時に彼の秘密を打ち明けられ、驚き過ぎてプロポーズのされたのに感動に浸る間もありませんでした。
だから、今頃になって、自分の左手の薬指を見て感動しています。
私…大好きな彼と幸せになります。
*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*
くくっ
そうだよな。
暁里、ごめんな。
俺は、暁里の投稿にコメントを入れる。
*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ちょこさんは必ず幸せになれます。
絶対に幸せにするので、信じてついてきてください。
ちょこさんがいてくれたら、俺は世界一、幸せになれます。
*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*
それから程なく、暁里がいつものように元気よく出勤する。
「おはようございます!」
挨拶をして席に着く暁里と、一瞬、目が合い、お互いにふっと微笑んだ。
だけど、俺たちは何事もなかったかのように日常の業務に入る。