ラブパッション
やや朱に染まった目元に、大人の男の色香を存分にけぶらせて、私に返事を求めてくる。
「ゆ、たかさんだって。……やっぱり、小悪魔です」
ちょっと悔し紛れにそう呟くと、彼がフフッと笑った。
「いいコンビだろ」
おどけて私の反応を探りながら、ゆっくり顔を近付けてくる。
「キス、していい?」
鼻先を掠めるところまで近付いて、私の意思を確認する彼に。
「は、い」
私は、喉に声を引っかからせながら、返事をした。
「私も、優さんが好きです。ずっとずっと……こうやって言いたかった……」
再び鼻の奥の方がツンとするのを感じながら、とめどなく溢れる想いを伝える。
優さんも「ん」と短く頷いた。
そして……。
「これからは、遠慮なく言って。何度でも聞くし、何度でも応えるから」
誘うような、導くような言葉を最後に、優さんと私の唇が重なった。
最初は、感触を思い出そうとするみたいに、しっとりと柔らかく押し当てて。
せり上がってくる熱情を抑えて、ゆっくりと唇を食み。
お互いの欲情に火が点いたら、もう止められない。
「ふ、うん……っ……」
鼻から抜ける声を漏らしながら、求めて求められ、激しく舌を纏わりつかせて絡め合う。
深く繋がるようなキスは、私と優さんの身体の芯を熱くじんわりと燻らせ、恋情を滾らせていき――。
「ゆ、たかさんだって。……やっぱり、小悪魔です」
ちょっと悔し紛れにそう呟くと、彼がフフッと笑った。
「いいコンビだろ」
おどけて私の反応を探りながら、ゆっくり顔を近付けてくる。
「キス、していい?」
鼻先を掠めるところまで近付いて、私の意思を確認する彼に。
「は、い」
私は、喉に声を引っかからせながら、返事をした。
「私も、優さんが好きです。ずっとずっと……こうやって言いたかった……」
再び鼻の奥の方がツンとするのを感じながら、とめどなく溢れる想いを伝える。
優さんも「ん」と短く頷いた。
そして……。
「これからは、遠慮なく言って。何度でも聞くし、何度でも応えるから」
誘うような、導くような言葉を最後に、優さんと私の唇が重なった。
最初は、感触を思い出そうとするみたいに、しっとりと柔らかく押し当てて。
せり上がってくる熱情を抑えて、ゆっくりと唇を食み。
お互いの欲情に火が点いたら、もう止められない。
「ふ、うん……っ……」
鼻から抜ける声を漏らしながら、求めて求められ、激しく舌を纏わりつかせて絡め合う。
深く繋がるようなキスは、私と優さんの身体の芯を熱くじんわりと燻らせ、恋情を滾らせていき――。