君じゃなきゃダメみたい、、、
第1章 告白
中学三年生の如月梨花は受験が終わった頃ある男の子に告白をするつもりでいた。
その男の子の名前は片桐秀斗。私の中学校の生徒会長だ。
何をするにも真面目で物静かな私のタイプとはかけ離れた彼をどうして好きになったのか自分でも分からない。
けれど、きっと直感のようなものだろう、私はこの人がいいと思ってしまったのだ。
そして卒業間近になった2月のある日。
その日はたまたま先生が出張でいなかった。
思うことはただひとつだった。
告白をするチャンスっ!
友達に助けてもらいながらも私はなんとか放課後、秀斗に告白をすることになった。
「わ、私は秀斗のことがす、好きです!えっと、あの、よ、よかったら、付き合ってくれませんかっ」
緊張して噛みまくりな私に秀斗は特に緊張している素振りは見せずに返事をした。
「こちらこそよろしくお願いします」
すぐに返事をしてくれるとは思わず私は唖然としてしまった。
そして、私は急に恥ずかしくなりそのまま教室を飛び出して家に走って帰った。
(こ、これは現実?それとも夢なの?どーしよう、予想外すぎて混乱するよぉ…
で、でも付き合えることになったってことでいいん…だよね…?)
それを自覚した途端、にやけが止まらなくなってしまった。全てが初めての経験でこの頃の私は浮かれまくっていた……
まさか付き合った後にあんな思いをするなんて、、、
その男の子の名前は片桐秀斗。私の中学校の生徒会長だ。
何をするにも真面目で物静かな私のタイプとはかけ離れた彼をどうして好きになったのか自分でも分からない。
けれど、きっと直感のようなものだろう、私はこの人がいいと思ってしまったのだ。
そして卒業間近になった2月のある日。
その日はたまたま先生が出張でいなかった。
思うことはただひとつだった。
告白をするチャンスっ!
友達に助けてもらいながらも私はなんとか放課後、秀斗に告白をすることになった。
「わ、私は秀斗のことがす、好きです!えっと、あの、よ、よかったら、付き合ってくれませんかっ」
緊張して噛みまくりな私に秀斗は特に緊張している素振りは見せずに返事をした。
「こちらこそよろしくお願いします」
すぐに返事をしてくれるとは思わず私は唖然としてしまった。
そして、私は急に恥ずかしくなりそのまま教室を飛び出して家に走って帰った。
(こ、これは現実?それとも夢なの?どーしよう、予想外すぎて混乱するよぉ…
で、でも付き合えることになったってことでいいん…だよね…?)
それを自覚した途端、にやけが止まらなくなってしまった。全てが初めての経験でこの頃の私は浮かれまくっていた……
まさか付き合った後にあんな思いをするなんて、、、