おてんば姫の手なずけ方~侯爵の手中にはまりました~
翌日、皇帝との謁見は午後2時に設定された。
謁見までの間、エリックはリンネに頼まれたことを済ませるため、お城の中を走り回っていた。
その間、リンネはメグにドレスアップを手伝ってもらっていた。パーティーではないので、そこまで派手なドレスではないが、一国の王女として恥ずかしくない格好をするため、何かと準備に手間がかかっていた。
この日の衣装は薄い青緑のデイドレスだった。動きやすさを重視したパニエのついていない細身のドレスは、まだ幼さの残るリンネの幼さをいい感じに取り去るようなそんなドレスだった。
髪はハーフアップに纏め、パールのついたピンを何ヵ所かに挿して落ち着いた雰囲気にしてもらった。
最後にうっすらと化粧をしてもらえば準備は全て終了だ。
全ての準備が終わったのは謁見の30分前でちょうどいい時間だった。そして頃合いを見計らったかのように、エリックがノックをして部屋のなかに入ってきた。
謁見までの間、エリックはリンネに頼まれたことを済ませるため、お城の中を走り回っていた。
その間、リンネはメグにドレスアップを手伝ってもらっていた。パーティーではないので、そこまで派手なドレスではないが、一国の王女として恥ずかしくない格好をするため、何かと準備に手間がかかっていた。
この日の衣装は薄い青緑のデイドレスだった。動きやすさを重視したパニエのついていない細身のドレスは、まだ幼さの残るリンネの幼さをいい感じに取り去るようなそんなドレスだった。
髪はハーフアップに纏め、パールのついたピンを何ヵ所かに挿して落ち着いた雰囲気にしてもらった。
最後にうっすらと化粧をしてもらえば準備は全て終了だ。
全ての準備が終わったのは謁見の30分前でちょうどいい時間だった。そして頃合いを見計らったかのように、エリックがノックをして部屋のなかに入ってきた。