おてんば姫の手なずけ方~侯爵の手中にはまりました~
皇太子が後宮から去って行った後に、残された4人の受験者は使用人部屋へと案内された。
幸いにも使用人部屋は個室だったのでメグは身軽な服装に着替えるとさつそく窓から抜け出してリンネのもとへ向かった。
暗い道を通ってきたため、誰にも出会うことなくリンネの部屋の前まで来ることができた。
部屋の扉をノックするときも細心の注意を払っていた。
ノックに反応して、中からエリックが扉を開けた。
メグはそのすきにリンネの部屋の中へ入るとリンネの前に歩み寄った。
「夜分遅くに失礼いたします。
無事に一次試験に合格しました。明日の二次試験に合格する事ができたら、後宮の使用人になることができます。
また明日、後宮の親睦を深めるためのパーティーが開かれるとのことなので、今もアッサム地域の女性たちが生活しているのか確認してきます」
「あなたなら大丈夫だと信じていました。
明日の試験も頑張ってください。アッサム地域の女性たちのことは次でもいいのでまずは試験に合格できるよう最大限の力を出し尽くしてください。
ここからですが私もエリックも応援していますので。
あまりここに長居していて、向こうの使用人部屋にいないとばれたら大変なことになるのでしょう?
早く戻った方がいいわ」
メグはリンネとエリックにお辞儀をすると再び後宮の使用人部屋へと戻っていった。
幸いにも使用人部屋は個室だったのでメグは身軽な服装に着替えるとさつそく窓から抜け出してリンネのもとへ向かった。
暗い道を通ってきたため、誰にも出会うことなくリンネの部屋の前まで来ることができた。
部屋の扉をノックするときも細心の注意を払っていた。
ノックに反応して、中からエリックが扉を開けた。
メグはそのすきにリンネの部屋の中へ入るとリンネの前に歩み寄った。
「夜分遅くに失礼いたします。
無事に一次試験に合格しました。明日の二次試験に合格する事ができたら、後宮の使用人になることができます。
また明日、後宮の親睦を深めるためのパーティーが開かれるとのことなので、今もアッサム地域の女性たちが生活しているのか確認してきます」
「あなたなら大丈夫だと信じていました。
明日の試験も頑張ってください。アッサム地域の女性たちのことは次でもいいのでまずは試験に合格できるよう最大限の力を出し尽くしてください。
ここからですが私もエリックも応援していますので。
あまりここに長居していて、向こうの使用人部屋にいないとばれたら大変なことになるのでしょう?
早く戻った方がいいわ」
メグはリンネとエリックにお辞儀をすると再び後宮の使用人部屋へと戻っていった。