おてんば姫の手なずけ方~侯爵の手中にはまりました~
メグが後宮の使用人となってから早くも3週間がたとうとしていた。
メグは毎日報告に行くのは厳しいと言っていながらも毎日欠かさずその日知りえた情報をクレアに報告していた。
もちろん、毎日リンネやエリックのために何かしらお菓子を用意してきた。
だてに隠密として働いていなかったのだろう。
メグが持ち帰ってくる情報はどうやって調べだしたのかわからないくらいしっかりとした情報が多かった。
そしてついに今日の報告でアッサム地域から連れてこられた女性全員の名前が判明した。
「メグ、毎日毎日向こうの後宮での仕事もあるのに欠かさず報告に来てくれて本当に感謝しているわ。
貴女のおかげでアッサム地域から連れてこられた女性の名前がすべてわかったし、貴女の働きぶりには驚かされたわ」
隠密としての自分をここまでほめてもらったことは初めてなため、メグは少しはにかんでいた。
「私のことをここまでほめてくれるなんてありがとうございます。
隠密として動くのは久しぶりだったので少しだけ時間がかかってしまい、申し訳ございません。
明日からは彼女たちからできる限り本音を聞き出してきます」
アッサム地域から連れてこられた女性たちが帰りたがっているのか、それともこのまま後宮で生活したいと思っているのか、その返答次第ではリンネは早急に皇太子に謁見を申し込み開放してもらうことができないか尋ねるつもりだった。
メグは毎日報告に行くのは厳しいと言っていながらも毎日欠かさずその日知りえた情報をクレアに報告していた。
もちろん、毎日リンネやエリックのために何かしらお菓子を用意してきた。
だてに隠密として働いていなかったのだろう。
メグが持ち帰ってくる情報はどうやって調べだしたのかわからないくらいしっかりとした情報が多かった。
そしてついに今日の報告でアッサム地域から連れてこられた女性全員の名前が判明した。
「メグ、毎日毎日向こうの後宮での仕事もあるのに欠かさず報告に来てくれて本当に感謝しているわ。
貴女のおかげでアッサム地域から連れてこられた女性の名前がすべてわかったし、貴女の働きぶりには驚かされたわ」
隠密としての自分をここまでほめてもらったことは初めてなため、メグは少しはにかんでいた。
「私のことをここまでほめてくれるなんてありがとうございます。
隠密として動くのは久しぶりだったので少しだけ時間がかかってしまい、申し訳ございません。
明日からは彼女たちからできる限り本音を聞き出してきます」
アッサム地域から連れてこられた女性たちが帰りたがっているのか、それともこのまま後宮で生活したいと思っているのか、その返答次第ではリンネは早急に皇太子に謁見を申し込み開放してもらうことができないか尋ねるつもりだった。