おてんば姫の手なずけ方~侯爵の手中にはまりました~
リンネが起床したのはそれから3時間後の日が昇った後だった。いつもならばマリアにセットしてもらう髪も今日はひとりでセットしなくてはならず、簡単にハーフアップでまとめただけにした。
服も昨日は初日であったため頑張ってドレスを着たが、今日からはスーラ村に行くこともあるだろうと先読みしてエメで着ていたような簡素なワンピースにした。
支度を済ませ、少しの間休んでいると昨日リンネたちを案内したメイド、メグが部屋のドアをノックした。
「リンネ王女、おはようございます。
早速ではございますが、広間の方へ来ていただいてもよろしいでしょうか」
メグからは昨日までの冷たい氷のような雰囲気は感じ取れなかった。なんといえばいいのかわからなかったが、少しはかないようなそんな印象をリンネは感じた。
部屋にある鏡台で化粧の確認をすると、リンネは立ち上がり部屋を後にした。
服も昨日は初日であったため頑張ってドレスを着たが、今日からはスーラ村に行くこともあるだろうと先読みしてエメで着ていたような簡素なワンピースにした。
支度を済ませ、少しの間休んでいると昨日リンネたちを案内したメイド、メグが部屋のドアをノックした。
「リンネ王女、おはようございます。
早速ではございますが、広間の方へ来ていただいてもよろしいでしょうか」
メグからは昨日までの冷たい氷のような雰囲気は感じ取れなかった。なんといえばいいのかわからなかったが、少しはかないようなそんな印象をリンネは感じた。
部屋にある鏡台で化粧の確認をすると、リンネは立ち上がり部屋を後にした。