「烏丸迅の京都事件簿」
「警察訓練で、武道の講習あるやろ?
CSSの人材はそうゆうのもちゃんとしてるんか知りたかったんやって。ね?鞍馬警部補!」

山崎さんが彼の手を取るとゆっくりと立ち上がらせた。

「君が烏丸くんやな!
本部の本田刑事から話は聞いとるぞ!」

「あ…。そうやったんすね。」

一気に腰が低くなる烏丸と青山。

「さっきの流派は何ぞや?
烏丸家の…言うてたが、親父さんがそないなんやってたんか?」

「はい。俺が京都に住んでた中二まで、
親父が剣術の道場やってたんすわ。」

「ほほぅ。あんな剣術を体感できたワシは貴重な経験したようやな!」

鞍馬警部補はCSSの2人に興味津々のようだ。
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