「烏丸迅の京都事件簿」
「おい、青山。修行の成果出てへんやん。」

「念が強いんだよ。
多分、恨みによる犯行だと思う。
あー川の水、気持ちいい…。」

ピチャピチャと気分を落ち着かすように水と戯れる青山に、烏丸がニヤッと笑って靴を脱ぐと、川に入った。

「青山、おもろいもん見せたるわ。」

「え!?」

ドンッ!!ビシャァァァー!!!!

「!!!!???」

烏丸は"Atack"の特性を使い、青山に向かって威力のある水噴射を浴びせた。

「アッハッハッハー!見たか!?
すげぇやろこれ!スッキリしたかぁ?!」

「…〜っっ烏丸ぁ…ふざけんなよ。」

青山はびしょ濡れの髪を絞りながら言う。俯きの髪からぽたぽたと雫が滴る。
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