「烏丸迅の京都事件簿」
「あーあーもぉ。青山くんびしょ濡れやん。迅くん悪戯が過ぎるで…」

山崎さんの鞄からは何でも出てくる。ハンドタオルを青山に手渡したが…濡れすぎてすぐにタオルもびしょ濡れになった。

「山崎さん、ありがとう。」「いいえー。」

「ガッハッハッ!!愉快やのぅ!」

鞍馬警部補は2人の様子を楽しんでいた。

「あ、そうだ。鞍馬警部補。」
「おう、なんや?」

「旅館に行く前に、敷地の外を周ってみたいんですが…。」

「バルタン星人の件か。ワシらは一服して待ってるぞ。」

山崎さんと鞍馬警部補が駐車場で一服して待ってる間、烏丸と青山は敷地外に沿って歩いていく。
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