「烏丸迅の京都事件簿」
「なぁ、烏丸くんてば!何処まで行くん?」

公園のベンチまで来ると、山崎さんの手を離しベンチに座らせて向かい合った。

「真澄だって!最近告られまくってるやん!///」

「えっ!?なんで怒ってんの?!//」

「もうこんなハラハラすんの嫌やねん!
俺は真澄が好きなんや!!///」

ストレートな告白に、
真澄はビックリして言葉に詰まった。

「そ、それって友達としてやなくて?」

「真澄の事、女の子として好きや。」

「………っっ。」

山崎さんは、ウルっと来て涙を拭った。

「え、何で泣くん?!
と、友達のままがえーんか?」

「んーん。うちも、好き。」

涙混じりの告白に、
烏丸は安心したと同時に嬉しさが湧き上がる。
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