Legal office(法律事務所)に恋の罠 *番外編~ジェラシーは内密に~
奏は、エレベーターに乗り、フロントのレセプションデスクを目指した。
エレベーターの扉が開くと、フロントの端に佇む、和奏と三浦の姿が目に入る。
奏が声を掛けようと、二人に近づこうとして足を止めた。
眉間に皺を寄せた和奏の体が、揺らめいて傾いた途端、三浦が和奏の両肩をしっかりと支えた。
俯いた和奏は、辛そうに顔をしかめると三浦を見つめる。
何かを囁いた三浦の目を見て、和奏は悲しそうに首を振る。
心配そうに覗き込む三浦の顔は、和奏の顔に近づいて・・・。
奏は居たたまれなくなって
「和奏さん!」
と、咄嗟に声をかけていた。
エレベーターの扉が開くと、フロントの端に佇む、和奏と三浦の姿が目に入る。
奏が声を掛けようと、二人に近づこうとして足を止めた。
眉間に皺を寄せた和奏の体が、揺らめいて傾いた途端、三浦が和奏の両肩をしっかりと支えた。
俯いた和奏は、辛そうに顔をしかめると三浦を見つめる。
何かを囁いた三浦の目を見て、和奏は悲しそうに首を振る。
心配そうに覗き込む三浦の顔は、和奏の顔に近づいて・・・。
奏は居たたまれなくなって
「和奏さん!」
と、咄嗟に声をかけていた。