ご主人様はあの時の!?
住所を見て、着いたのは…
二階建ての一軒家だった。
(訳合って独り暮らしで引っ越せないからバイト雇うのかも…?)
何て事を考えながら、私はインターホンを押した。
『ピンポーン』
『あのー!面接を受けに来ました!赤羽枚漓です!居ますかー?』
『ガチャっ』
勝手に鍵の開く音がした。
(遠隔操作できるのかな?…何気に金持ち?)
実家が何気に貧乏だった私の視点なので、少し偏っているとは思うが、私はそう、思った。
そして、鍵を開けてもらったドアを私は開いた。
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