29歳夫の恋，（キケンな夫のロマンス的な嫉妬‼）
見合い話が来たー
私32歳 御喜 未華子（みき みかこ）
夫29歳 御喜蒼生(みき あおい)
大学出てから、仕事仕事の蒼生は(研究職)
男ばかりの中で、気づけば29歳になっていた。
ソロソロ結婚して孫の顔がみたいと熱心に両親、祖父母に説得され渋々見合いを了承。
末華子も、束縛を嫌がり楽しく恋愛していたが、気が付けば30越え、まともな男は居なくなり、殆ど既婚者と
なり果てていた。
30超えた独身野郎たちは若い女を探しはじめる。
末華子は当然企画外
会社では女課長職、女性社員からは、行き遅れとか、遊び過ぎとか噂されるお局様。
段々と自分が縁遠くなっている事も承知の助。
そんなとき、母の妹の世話好きの
叔母さんから縁談が来た。
叔母さんは鼻の穴をフンフン膨らませ
息巻いてテーブルの上に写真を
バアアアーンゞゞ
と置いた。
「もう年貢の納め時よ。
これ逃したらもう
話も来ないわよ。
後はX付きの人しか紹介
出来ない！」
ショートボブの髪を振り乱し
デデーンと腕をくみ、ポッチャリと
した体型で目の前に座り
ブッチブッチ、ブッチブッチ
母親と攻め立てる、攻め立てる。 母と叔母に取ってはかなりの優良物件らしい。
母は叔母につられこの際とばかり
怒号の、一言を言い放つ。
「とにかく!!一回嫁に行け!!
嫁に行ったとゆう
履歴がほしい。」
ハアハアと興奮しながら普段の
おっとりした性格は何処へやら、
普段、目があるか分からない
程垂れた目を釣り上げ、
ショートの髪を掻きむしり
必死こいた姿で未華子に訴える。
ナント、あろう事か、
叔母と母は “バンッ“ と婚姻届を出して来た。
il||li (ヒエエエェェェー) il||li
「ふ、ふっーふっーは見合いｽ､ｽﾙﾖﾈ。
見合い前に、婚姻届だす？」
キョドりながら聞いた！
が‥まちがった。
藪蛇だった。
「昨日あんた早く帰って、こいって 言ってあったデショッ‼
なに残業するのよ。朝は朝でサッサと会社いくし💢」
「だって、急に帰ってこい！
って言われても、無理!! 」
「蒼生さん、今日からアメリカ
なの!!
たまにしか帰れ無いのに
わざわざ時間作ったらしいのに昨日しかなかったのよ。
それなのに…
電話も出なくてなんなの!!(怒)💢」
「だからぁ～、昨日事務の子がでてトラブルで駆け回ってたって
言ったじゃん。」
母は、余程彼が気にいったのか？
偉い剣幕でまくし立ててくる。
「あちらさんは、まってくれて
たのよ。」
「其れでもあんたでいいって
言ってくださってさ、
有り難いわよ。」
「エエーッ！」
「あちらさんはね。マンション経営
土地持ち。
会社経営
死んでも経済的な負担はさせないから
って仰ってるのよ。
あんたついてるしー。」
「エエーッ！
もしかしてブサメン？」
「ザンネーン猫も振り向く
イケメーンあんたの歴代彼氏より、お・と・こ・前だしっ!!。」
「早くサイン、サイン。」
母は怒り丸出しで叔母さんは
「この御縁以上の、御縁は無いの
何が気に入らないの？」
「むっ、無理でしょっ。
無理!! 普通に無理‼その辺の
独身に聞いてみなよ。
皆んな言うよ！無理って‼」
･･･ ･･･
「わかった。
今度合って直ぐ出しなさい。
嫌なら出さなくていいから。
書くだけかいて!!
書くだけ！」
「いい？嫁に行くなら
親見ていけってぐらいよ。
昔の人の言うた事もまんざら
嘘じゃないわよ。
温厚で有名何だから。」
「だあって!!明治、大正じゃないよ今令和だょ。」
「何年付き合っても
２ヶ月で別れたりするし
時間じゃないの!!
縁なの!! え、ん。」
「その、あお、あお、えっ…と
なんだっけぇ↑!!」
「御喜蒼生(みき、あおい)さんよっ‼」
「ソーソ、彼はそれでいいの？
ありえませんがな!!」
「勿論。蒼生君はOK, OK 。」
叔母は婚姻届の紙を、人差し指をトント ンと叩いてきた。
「んっ!!」
ｺｯ、ｺﾚﾊ?
「はい、書け!!。」
なんと彼の欄には御喜蒼生と
サイン済み!!
ど、どんな人、見ず知らずの彼が夫？もう一度確認、明治大正じゃなく
令和だょ。
なのに何回見ても彼の名前は、
ちゃんと記入してあった。
夫の欄に 御喜 蒼生
夫29歳 御喜蒼生(みき あおい)
大学出てから、仕事仕事の蒼生は(研究職)
男ばかりの中で、気づけば29歳になっていた。
ソロソロ結婚して孫の顔がみたいと熱心に両親、祖父母に説得され渋々見合いを了承。
末華子も、束縛を嫌がり楽しく恋愛していたが、気が付けば30越え、まともな男は居なくなり、殆ど既婚者と
なり果てていた。
30超えた独身野郎たちは若い女を探しはじめる。
末華子は当然企画外
会社では女課長職、女性社員からは、行き遅れとか、遊び過ぎとか噂されるお局様。
段々と自分が縁遠くなっている事も承知の助。
そんなとき、母の妹の世話好きの
叔母さんから縁談が来た。
叔母さんは鼻の穴をフンフン膨らませ
息巻いてテーブルの上に写真を
バアアアーンゞゞ
と置いた。
「もう年貢の納め時よ。
これ逃したらもう
話も来ないわよ。
後はX付きの人しか紹介
出来ない！」
ショートボブの髪を振り乱し
デデーンと腕をくみ、ポッチャリと
した体型で目の前に座り
ブッチブッチ、ブッチブッチ
母親と攻め立てる、攻め立てる。 母と叔母に取ってはかなりの優良物件らしい。
母は叔母につられこの際とばかり
怒号の、一言を言い放つ。
「とにかく!!一回嫁に行け!!
嫁に行ったとゆう
履歴がほしい。」
ハアハアと興奮しながら普段の
おっとりした性格は何処へやら、
普段、目があるか分からない
程垂れた目を釣り上げ、
ショートの髪を掻きむしり
必死こいた姿で未華子に訴える。
ナント、あろう事か、
叔母と母は “バンッ“ と婚姻届を出して来た。
il||li (ヒエエエェェェー) il||li
「ふ、ふっーふっーは見合いｽ､ｽﾙﾖﾈ。
見合い前に、婚姻届だす？」
キョドりながら聞いた！
が‥まちがった。
藪蛇だった。
「昨日あんた早く帰って、こいって 言ってあったデショッ‼
なに残業するのよ。朝は朝でサッサと会社いくし💢」
「だって、急に帰ってこい！
って言われても、無理!! 」
「蒼生さん、今日からアメリカ
なの!!
たまにしか帰れ無いのに
わざわざ時間作ったらしいのに昨日しかなかったのよ。
それなのに…
電話も出なくてなんなの!!(怒)💢」
「だからぁ～、昨日事務の子がでてトラブルで駆け回ってたって
言ったじゃん。」
母は、余程彼が気にいったのか？
偉い剣幕でまくし立ててくる。
「あちらさんは、まってくれて
たのよ。」
「其れでもあんたでいいって
言ってくださってさ、
有り難いわよ。」
「エエーッ！」
「あちらさんはね。マンション経営
土地持ち。
会社経営
死んでも経済的な負担はさせないから
って仰ってるのよ。
あんたついてるしー。」
「エエーッ！
もしかしてブサメン？」
「ザンネーン猫も振り向く
イケメーンあんたの歴代彼氏より、お・と・こ・前だしっ!!。」
「早くサイン、サイン。」
母は怒り丸出しで叔母さんは
「この御縁以上の、御縁は無いの
何が気に入らないの？」
「むっ、無理でしょっ。
無理!! 普通に無理‼その辺の
独身に聞いてみなよ。
皆んな言うよ！無理って‼」
･･･ ･･･
「わかった。
今度合って直ぐ出しなさい。
嫌なら出さなくていいから。
書くだけかいて!!
書くだけ！」
「いい？嫁に行くなら
親見ていけってぐらいよ。
昔の人の言うた事もまんざら
嘘じゃないわよ。
温厚で有名何だから。」
「だあって!!明治、大正じゃないよ今令和だょ。」
「何年付き合っても
２ヶ月で別れたりするし
時間じゃないの!!
縁なの!! え、ん。」
「その、あお、あお、えっ…と
なんだっけぇ↑!!」
「御喜蒼生(みき、あおい)さんよっ‼」
「ソーソ、彼はそれでいいの？
ありえませんがな!!」
「勿論。蒼生君はOK, OK 。」
叔母は婚姻届の紙を、人差し指をトント ンと叩いてきた。
「んっ!!」
ｺｯ、ｺﾚﾊ?
「はい、書け!!。」
なんと彼の欄には御喜蒼生と
サイン済み!!
ど、どんな人、見ず知らずの彼が夫？もう一度確認、明治大正じゃなく
令和だょ。
なのに何回見ても彼の名前は、
ちゃんと記入してあった。
夫の欄に 御喜 蒼生
