29歳夫の恋,(キケンな夫のロマンス的な嫉妬‼)
「ねえアナタ、蒼生君と香織大学卒業待たな いで籍入れちゃいましょうよ。」
「そんな勝手な事したら
夏生に怒られるよ。」
リビングで呑気に新聞を読んでいた慎吾はなんでも早く片付けたがる妻ミカを諌めた。
「じゃあ、明日菜々香と合って話してみる。
そうだ ご飯一緒に食べようかな?
蒼生君と香織も誘っちゃお❤」
「エッ‼む、むこ、うだって
つ、都合があるさ。
無理、無理、!」
「何言ってんの‼
アナタも出張でしょ。
たまには菜々香と飲みたいの‼。」
ミカは菜々香に電話したが出張と
言われ約束は次の休みにもちこされた。
「二人とも忙しいのね。」
ミカも結婚前はバリバリのキャリアウーマンだった
仕事の繁忙期の忙がしさは良くわかる
しかしあの頃は二人いつもいつしよにいた。
入籍前に妊娠が分かり、悪阻も
酷かった為、繁忙期をなんとか乗り越え寿退社をした。
そのまま、慎吾の専業主婦希望を
受け入れ仕事面から退いた。
最近になり、働きたいと思うようになって来た。
香織が手を離れ独り立ちしたからだ。
家にいて、出張、残業、作るのは朝ご飯だけの暇な生活。
孫でも居ればと思うのは仕方無い
事かもしれない。
バリバリ働く親友の菜々香が羨ましくもハツラツとして綺麗にも見えた。
その日蒼生と香織はミカに食事に
誘われてマンションの近くの居酒屋の前で待っていた。
「お母さん遅くないか?」
「うーーんねっ。」
「電話してみてよ。
お父さん出張なんだろ‼」
蒼生もお腹空いたのか急かして来る
「うん。分かった。」
バックの中の携帯を探し母親の番号を押す。
「出ないよ。」
約束は破らない母だから、胸騒ぎがして
蒼生と2人実家に向かった。
家の電気は消えていて、
鍵を開けて入って、電気を付けた。
廊下を抜けリビングに行くと
リビングの椅子に持たれ虚ろな目をしたミカが座っていた。
「お母さん‼
お母さん。」
母親の異変に気付いた香織は一目散に母親に駆け寄りミカを揺すった。。
「あ...あ〃香織どうしたの?
忘れ物?」
香織に気づいたミカは魂の抜けた様な声で香織を見た。
「何言ってんの
ご飯一緒にって、お母さんが
電話したじゃない。
どうしたの?
何かあったの?」
「あ、ああ‼忘れてたわ。
うっうっ、うっうっうううー。」
ミカはA4の封筒を抱き締め、項垂れて
泣いていた。
何時も明るく元気印のような香織の母親
「蒼生君ったら、」
蒼生の肩をバシバシしながら笑い
転げる姿とは、思いもよらない憔悴しきって疲れ果てたミカの姿に、2人は呆然とした。
暗い室内はミカの怒りも驚きも
かみつぶしたかの様に不気味な
静けさが漂っていた。
TVにはDVDが入っていて、再生を押すと・・・
信じられない映像が流れた。
その映像は香織も蒼生もただただ
呆然とした。蒼生の拳がテーブル
を赤い血が流れる程叩いていた。
ミカは何回も見たのだろう。
「お母さん、コレって・・・」
後ろ向きの蒼生の母親に覆い被さる男性が振り向いた時の香織の絶叫は
未だに耳から離れない。
ミカは諦めた様に呟いた。
「お・・・とう・・・さんよ。」
「お父さん、浮気してたのよ。
10年も...
気付かれない様に今まで続いて
いたの。どうしょう、香織・・・
終わりだわ。」
そう話している中も2人の仲睦ま
しいラブラブの気持ち悪い情事が
ながれている。
「ねえ、ミ、ミカより好きぃ〜慎吾。」
ハッハッ「ミカ?ただの家政婦だょ。
俺が愛してるのは、菜々花だけ
だ‼」
チュパチュパ
「ああ、あ、嬉しいぃぃ」
香織はただ時が止まった様に動かない。
父親の裏切りは香織に耐え難い
ショックを与えた。
蒼生も正気じゃ居られない程の、
ショックを受けていた。
まるでメス猫の発情期の様な母親の姿に気持ち悪くなり吐いた。
本気でコロしたくなる程に・・・
蒼生はもう母親とは思えない
あんな母親から産まれた自分さえ
汚れているように思えた。
この内容証明を出したのは父親、
御喜夏生
蒼生の父親だった。
「そんな勝手な事したら
夏生に怒られるよ。」
リビングで呑気に新聞を読んでいた慎吾はなんでも早く片付けたがる妻ミカを諌めた。
「じゃあ、明日菜々香と合って話してみる。
そうだ ご飯一緒に食べようかな?
蒼生君と香織も誘っちゃお❤」
「エッ‼む、むこ、うだって
つ、都合があるさ。
無理、無理、!」
「何言ってんの‼
アナタも出張でしょ。
たまには菜々香と飲みたいの‼。」
ミカは菜々香に電話したが出張と
言われ約束は次の休みにもちこされた。
「二人とも忙しいのね。」
ミカも結婚前はバリバリのキャリアウーマンだった
仕事の繁忙期の忙がしさは良くわかる
しかしあの頃は二人いつもいつしよにいた。
入籍前に妊娠が分かり、悪阻も
酷かった為、繁忙期をなんとか乗り越え寿退社をした。
そのまま、慎吾の専業主婦希望を
受け入れ仕事面から退いた。
最近になり、働きたいと思うようになって来た。
香織が手を離れ独り立ちしたからだ。
家にいて、出張、残業、作るのは朝ご飯だけの暇な生活。
孫でも居ればと思うのは仕方無い
事かもしれない。
バリバリ働く親友の菜々香が羨ましくもハツラツとして綺麗にも見えた。
その日蒼生と香織はミカに食事に
誘われてマンションの近くの居酒屋の前で待っていた。
「お母さん遅くないか?」
「うーーんねっ。」
「電話してみてよ。
お父さん出張なんだろ‼」
蒼生もお腹空いたのか急かして来る
「うん。分かった。」
バックの中の携帯を探し母親の番号を押す。
「出ないよ。」
約束は破らない母だから、胸騒ぎがして
蒼生と2人実家に向かった。
家の電気は消えていて、
鍵を開けて入って、電気を付けた。
廊下を抜けリビングに行くと
リビングの椅子に持たれ虚ろな目をしたミカが座っていた。
「お母さん‼
お母さん。」
母親の異変に気付いた香織は一目散に母親に駆け寄りミカを揺すった。。
「あ...あ〃香織どうしたの?
忘れ物?」
香織に気づいたミカは魂の抜けた様な声で香織を見た。
「何言ってんの
ご飯一緒にって、お母さんが
電話したじゃない。
どうしたの?
何かあったの?」
「あ、ああ‼忘れてたわ。
うっうっ、うっうっうううー。」
ミカはA4の封筒を抱き締め、項垂れて
泣いていた。
何時も明るく元気印のような香織の母親
「蒼生君ったら、」
蒼生の肩をバシバシしながら笑い
転げる姿とは、思いもよらない憔悴しきって疲れ果てたミカの姿に、2人は呆然とした。
暗い室内はミカの怒りも驚きも
かみつぶしたかの様に不気味な
静けさが漂っていた。
TVにはDVDが入っていて、再生を押すと・・・
信じられない映像が流れた。
その映像は香織も蒼生もただただ
呆然とした。蒼生の拳がテーブル
を赤い血が流れる程叩いていた。
ミカは何回も見たのだろう。
「お母さん、コレって・・・」
後ろ向きの蒼生の母親に覆い被さる男性が振り向いた時の香織の絶叫は
未だに耳から離れない。
ミカは諦めた様に呟いた。
「お・・・とう・・・さんよ。」
「お父さん、浮気してたのよ。
10年も...
気付かれない様に今まで続いて
いたの。どうしょう、香織・・・
終わりだわ。」
そう話している中も2人の仲睦ま
しいラブラブの気持ち悪い情事が
ながれている。
「ねえ、ミ、ミカより好きぃ〜慎吾。」
ハッハッ「ミカ?ただの家政婦だょ。
俺が愛してるのは、菜々花だけ
だ‼」
チュパチュパ
「ああ、あ、嬉しいぃぃ」
香織はただ時が止まった様に動かない。
父親の裏切りは香織に耐え難い
ショックを与えた。
蒼生も正気じゃ居られない程の、
ショックを受けていた。
まるでメス猫の発情期の様な母親の姿に気持ち悪くなり吐いた。
本気でコロしたくなる程に・・・
蒼生はもう母親とは思えない
あんな母親から産まれた自分さえ
汚れているように思えた。
この内容証明を出したのは父親、
御喜夏生
蒼生の父親だった。