29歳夫の恋,(キケンな夫のロマンス的な嫉妬‼)
香織は目にいっぱい涙を溜めていた。
グスン「時間って流れるように過ぎ
たのね残酷よね、
あの頃の蒼生は居ないの?」
「ゴメン。
今は彼女しか見えないよ。
籍も結婚を目度に父親の方に
移す復讐は・・・終わりだ。
裁判所で、手続きをするつもりだ。
香織とも関係なくなる。
早くそうするべきだったな‼」
そう、俺が結婚を軽くみて、盆、
正月だけ、過ごしたい嫁を探して
いたのは本気で恋愛をしたい
などと思って無かった
からだ。
母親の裏切りにも傷ついたし
あんなふうにはなりたくなかった。
愛だの好きだの馬鹿らしい。
人生は好きなように生きようが
苦しんで生きようが
終点は一緒だ。
なら、面白可笑しく生きたが得、
悩んだり苦しんだり馬鹿らしい。
愛情なんて物が邪魔だった。
盆、正月だけで、後はお互い生き
たい様に生きる。
苦しむ事なんてナンセンス‼
嫁、姑問題もナシ。
たった1度の人生、楽しみたい。
香織が結婚したと聞いてホッと
していた。
俺はやっと自由になった気がした。
しかし未華子に会ってから変わった。
未華子を好きだと自覚した。
それは、香織にも持たなかった
嫉妬や、感情の起伏
喜び。
未華子に会いたい。
「羨ましいな、
蒼生に愛されてるなんて
昔私も周りから羨ましいって
言われてた。
皆、こんな気持ちだったのね。
ドロドロした気持ちよ。」
香織はアイスコーヒをストローで
グルグル回しながら下を向いていた。
蒼生もパスタを静かに食べた。
流れるジャスは、せつなく2人
きりの時間はやっと戻ったのに
それは、重なるものでは
無かった。
ハッキリとした別れの時間だった。
「蒼生、有難う。
明日帰る。
旦那ともやり直して見る。
蒼生への気持ちも、スッキリし
たから..
またね。
お兄ちゃん。
いいお兄ちゃんだったよ、
ありがとう。
サヨナラだね。」
「あ、ああ?
ははは、またな!香織。」
そうして、ホテルにチエックイン
させた。
「冷たい兄貴だな!」独り言を
呟きながら 自宅への道を急ぐ。
帰り道、仕事中のはずの未華子から
「もうっ‼こんな時間何処うろ
ついてんの‼
あんた、婚約したんだよ!
分かってるの?
何とか言いなさいよ。
聞いてんの....」
何とか言いなさいよって、言う暇
なく連打で攻撃して来る。
まだ、わめいている。
「青い目の、可愛い子と、
う、わ、き、して んじゃ
無いでしょうねっ‼ん‼ん‼」
「フフフ
未華子、焼きもちか
テレビ電話に切り替える。」
「ウワ、
モロNYの街。」
「今ご飯食べて帰るとこ‼
疑いはれた?
心配なら会社辞めてNY来いよ。」
「え‼無理、今は無理‼」
「未華子、会いたい。」
「どうしたの?何かあった?」
「未華子が電話して来たから
声だけじゃ不満になっただけだよ。
ホームシック的な..」
「なんだよぅ﹏
そんなに未華子の事好き
なっちゃったの﹏ww」
「ハァーハッハッハッハハッハッハッハ!!
みたいだな!」
「正直者め..
じゃっ…‼ 仕事戻るワ。」
「未華子、」
「何?」
「離れてるの限界ポイよ、俺‼」
「うん。
私も。」
「近々話し合おう。」
「うん。
じゃあ又連絡する。」
最初の剣幕と違い明るい声で
電話を切った。
「まーったく‼フフフ、」
未華子は忙しい女だな‼
暗かった気持ちがパーーっと明るく
なった。やはり惚れてる。
そう実感した。
未華子への気持ちは募るばかり
だった。
グスン「時間って流れるように過ぎ
たのね残酷よね、
あの頃の蒼生は居ないの?」
「ゴメン。
今は彼女しか見えないよ。
籍も結婚を目度に父親の方に
移す復讐は・・・終わりだ。
裁判所で、手続きをするつもりだ。
香織とも関係なくなる。
早くそうするべきだったな‼」
そう、俺が結婚を軽くみて、盆、
正月だけ、過ごしたい嫁を探して
いたのは本気で恋愛をしたい
などと思って無かった
からだ。
母親の裏切りにも傷ついたし
あんなふうにはなりたくなかった。
愛だの好きだの馬鹿らしい。
人生は好きなように生きようが
苦しんで生きようが
終点は一緒だ。
なら、面白可笑しく生きたが得、
悩んだり苦しんだり馬鹿らしい。
愛情なんて物が邪魔だった。
盆、正月だけで、後はお互い生き
たい様に生きる。
苦しむ事なんてナンセンス‼
嫁、姑問題もナシ。
たった1度の人生、楽しみたい。
香織が結婚したと聞いてホッと
していた。
俺はやっと自由になった気がした。
しかし未華子に会ってから変わった。
未華子を好きだと自覚した。
それは、香織にも持たなかった
嫉妬や、感情の起伏
喜び。
未華子に会いたい。
「羨ましいな、
蒼生に愛されてるなんて
昔私も周りから羨ましいって
言われてた。
皆、こんな気持ちだったのね。
ドロドロした気持ちよ。」
香織はアイスコーヒをストローで
グルグル回しながら下を向いていた。
蒼生もパスタを静かに食べた。
流れるジャスは、せつなく2人
きりの時間はやっと戻ったのに
それは、重なるものでは
無かった。
ハッキリとした別れの時間だった。
「蒼生、有難う。
明日帰る。
旦那ともやり直して見る。
蒼生への気持ちも、スッキリし
たから..
またね。
お兄ちゃん。
いいお兄ちゃんだったよ、
ありがとう。
サヨナラだね。」
「あ、ああ?
ははは、またな!香織。」
そうして、ホテルにチエックイン
させた。
「冷たい兄貴だな!」独り言を
呟きながら 自宅への道を急ぐ。
帰り道、仕事中のはずの未華子から
「もうっ‼こんな時間何処うろ
ついてんの‼
あんた、婚約したんだよ!
分かってるの?
何とか言いなさいよ。
聞いてんの....」
何とか言いなさいよって、言う暇
なく連打で攻撃して来る。
まだ、わめいている。
「青い目の、可愛い子と、
う、わ、き、して んじゃ
無いでしょうねっ‼ん‼ん‼」
「フフフ
未華子、焼きもちか
テレビ電話に切り替える。」
「ウワ、
モロNYの街。」
「今ご飯食べて帰るとこ‼
疑いはれた?
心配なら会社辞めてNY来いよ。」
「え‼無理、今は無理‼」
「未華子、会いたい。」
「どうしたの?何かあった?」
「未華子が電話して来たから
声だけじゃ不満になっただけだよ。
ホームシック的な..」
「なんだよぅ﹏
そんなに未華子の事好き
なっちゃったの﹏ww」
「ハァーハッハッハッハハッハッハッハ!!
みたいだな!」
「正直者め..
じゃっ…‼ 仕事戻るワ。」
「未華子、」
「何?」
「離れてるの限界ポイよ、俺‼」
「うん。
私も。」
「近々話し合おう。」
「うん。
じゃあ又連絡する。」
最初の剣幕と違い明るい声で
電話を切った。
「まーったく‼フフフ、」
未華子は忙しい女だな‼
暗かった気持ちがパーーっと明るく
なった。やはり惚れてる。
そう実感した。
未華子への気持ちは募るばかり
だった。