29歳夫の恋,(キケンな夫のロマンス的な嫉妬‼)
部長から受け取った、資料を抱え
蒼生を会議室へと連れ込み成功。


「もうっ‼ 蒼生‼相談してよ﹏。」

蒼生は涼しい顔をみせて

「何を、俺仕事で来てるし
タマタマ、
タマタマ未華子の会社だし‼」

未華子は腕を組んで蒼生を
ジロ﹏ッと見て

「ふ〜ん。
そうなんだぁ‼ タマタマね!」

「そ、そ。」

「蒼生、何企んでる?
言え‼」

ふっと視線に気づくと、
窓ガラスに黒いマルマルマルマル

ガラーガラーガラー

きゃーっドタドタドタドタドタドタド
ボテン‼テンドン‼
女の子の雪崩が起きた﹏‼

「仕事‼ 仕事‼散れ、散れ!」

未華子は目を釣り上げて娘達を
追い払う!



振り返ると蒼生が女の子達に手を
振っていた。


ギロリと、睨まれ「ヤバ‼」
と指を折る真似をする蒼生。


「まあ、仕事なんだから
仕事しましょ。」

気を取り直し蒼生と向かい合わせ
に座る。

パラパラパラパラと資料をめくり
商品について長ーーーい説明をする。



どう考えてもソフト開発業者と
洗剤会社の接点がわかない。
何でこの業界に、介入するんだ?



率直な疑問を投げかけると
会長の奥様を丸め込み、会長を説得し大手の未華子の会社に乗り込んだと言うことらしい。

ただ日本に帰りたかったが
為に?・・・


「そこ迄して何で帰らなくちゃ
行けなかったの?」

蒼生は「へっ‼」と驚きの顔を上げた。

「未華子に会いたかった、
言わせんな‼〃」

「え〜〃〃‼


エヘヘヘ
〃д〃あ、蒼生〜素直に嬉しい♡
モジモジ」

「やめろよ未華子32歳ゞ32、32
少し歳考えろよ。
ブリってもキモイよ。」

「ん、ンンっ、ゴメン‼
女の子感だしちゃった。๑ ิټ ิヘヘッ」



「で‼ 今日何処泊まるのホテル?」

「マンスリーマンション借りてあるそれとも未華子んち泊めてくれる?」

「ウチは実家だし。」
蒼生は未華子の手を握り

「今日挨拶に行くって電話して
あるからまずは、未華子んちだな。」
と言った。、

「挨拶?って‼なんの?」

蒼生は左手をチラチラさせて
ニヤリと笑った。

ポッ〃〃♡
「本気?」

おう‼「本気‼遂に人生の墓場に
うもる決心をした。」


「やだァ〜、墓場なんてぇ
もう閉じ込めて、ださないからぁ
ん。」

ギョギョ
「だからな、モジモジは‼ ꒪Д꒪ヤメロッテ」
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