29歳夫の恋,(キケンな夫のロマンス的な嫉妬‼)

🍀
向こうからプリンプリンした女が
来るのが見えた、


「もうーーっ、蒼生さんっ‼」

河本ミクが、プリプリほっぺを
膨らませ可愛く可愛く見せようと
足と手を交合に出し
迫ってくる。


秘書課のミクが何故いる?
飲み会担当の山田ミホに誘われた、らしい。2人が合コン仲間だと言うのは有名な話だ。


「ウワッ‼苦手‼」
〇〇高校ダンス部かよ。


何人かの女子に捕まり居酒屋へと
引っ担ぎ上げられるようにUターン


中に入ると「はい。あーーーん。」

口の回りに一斉に箸に摘まれた
唐揚げ、焼き鳥、サラダ、魚、
豚バラが、ツンツンツンツンとぶれて
いる。

「いやいやいや、2歳児じゃねーから
自分で食います。」


見かねた関田課長が動き出す。
「ホレホレホレ散れ!散れ!
アッチに独身いるじゃん。
ホレ、イケイケ。
彼には婚約者居るんだから..ねー
御喜さ〜ん。」ギロ


「そ、そうなんですよ。
彼女怒ると怖いんで‼´﹏`ヒェー」


「彼女どんな人ぉなんですかぁ。
美人ですかぁ」

ミクは、唐揚げをパクリと口に入れピンクピンクした唇をモゴモゴさせて
聞いてきた。

蒼生もビールを煽って

「うん。美人系」

「何処が好きなんですかぁ〜
ミクより美人?ゞ」

ミクは、Vカットの豊満なチチを
わざと寄せて蒼生に接近する。
プルんプルん、

「ちょっ、ちょと」

蒼生もニタニタしながら胸を見て
見ぬ振り。


見ないように頑張ってもプルリン
とした豊満な胸が、目の前に
放牧してある牛のように、
ブルンブルンしてるから未華子が
睨んでもどーしょうもない。

「ちょっと、トイレ」


ミクの身体をはつたアピールに困
り果てその場を逃げ出した。

すかさずミクも後を追い、
トイレへ。

「いやいやいや俺婚約者いるから
無理無理‼」



トイレに行くと案の定ミクの奴、
蒼生を捕まえ迫っていた。



「ゴラァ、ミク、やめなさいよ。」
ハツとして振り向くミクは、遂に
溜め込んでた一言を言い放った。



「関田課長、彼氏居ないからって
八つ当たりやめてくれません。💢

蒼生さんは私が落とします。‼」



まあ‼小生意気なスズメめ‼
💢💢
チュンチュンチュンチュン
蒼生の回りを、チョロン、チョロン
して目障りな‼`ε´プンプン!!


こんな小娘に真剣にド頭に来ても
仕方ないと思いつつ、大人の対応〃


「ん、ンンっ私も、婚約者いる
のよ‼。」
ほらっピカリーン


「これ‼婚約指輪どう?」



ミクは左手をガバッと掴み

「ウワッ、ウワッ‼
ほんとだー
彼氏いたんだァー」
うっそお〜


「ん、ふふ
彼ったらこの指輪随分探して
買ってくれたのっ♡どう?
御喜さんもそう思うでしょって
♡ね‼」


蒼生はニタニタしながら二人を見て

「ウワッ、高っそうですね〜
彼氏さん、相当頑張りましたね﹏。」


「ええっ‼そうなんだぁ」
ミホとミクは
つい、大声で叫んだ。

その叫び声にドヤドヤと人が集まり
関田未華子結婚間近説が浮上した。
ってか皆、気付けよ蒼生の指輪と
オソロなんだから..。


「じゃあ、余計二次会は来れ
ませんね。」
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