29歳夫の恋,(キケンな夫のロマンス的な嫉妬‼)


母と父親が、何やら抱え込んで
やって来た。

「いやぁ〜蒼生くん。
仮住まいとは言え、
いいマンションじゃな
いか?」

「あ、はい
父親の物件ですけどね。」

えぇぇええーえ‼(驚)
そうなの?

「はい未華子、着替えと化粧品、
あとバック。一通り持って来た。
あ、そうそう婚姻届、蒼生さんに渡しとくね。」

は?(汗)婚姻届‼
当然の様に受け取る蒼生を他の
生き物の様に感じた。暫し唖然‼




\ピンポーン/
「ほら来た!」
何故か母親は、ピポポピポと
解除ボタンを押した。」


「ん??慣れてる?何で〃?」

ガチャと音がして、蒼生の両親が、フアンファレーがなる如く登場‼



「まあ〜未華子さん初めまして。」

「あ、あ、?
はい。
はじめ?まして?です。」

お互いの両親は、スッカリ仲良しで母親と彼母は仲良く台所に立ち

ポカーンとする未華子
ニタニタする蒼生

高校野球を見ながら話が盛り上がる父親と彼父...?

「何で?」

そのまま宴会となり蒼生の
ジーちゃんばーちゃん登場‼。

未華子の姉夫婦+チビ2匹


が集合‼

飲めや歌えの宴会が始まった。
昨日、今日の間柄で無いことは
会話でわかる。

旅行もかなりしている仲。
食事も頻繁に家族であってる。

姪っ子達が蒼生の両親に飛びつき
凄くなついていた。

「ねえねえ、麗華、この間の湯葉
美味しかったワ。
また行こう。」


「ウンウン!あ‼真由、
今度湯布院なんかどう?」

母親達は呼び捨て?
同じ歳?
何で?

「スッカリ親戚になってんじゃん。」
みんなが帰った後しーんとした
部屋でポツリとつぶやいた。

なんで?
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