29歳夫の恋,(キケンな夫のロマンス的な嫉妬‼)
バスをやめてタクシーを拾い
市役所へ気持ちにテンション
⤴︎⤴GO.GO.GOー。
離婚届を2枚ホドもらい
マンションへつく。
色々作戦を立てていると
ガチャリとドアが開いた。
「何時だと思うの?」
「まだ12時じゃん。
目くじら立てる程じゃないよ。」
「結婚したんだから
独身気分はやめてよね。」
バァンとテーブルを叩いた、
振り向いた蒼生が、
「未華子がこんなにヤキモチ妬き
と思わなか ったよ。
結婚、早まったかもな‼」
「は?は?はアアァァ??」
未華子はアワアワブルブルと蒼生
を見る。
「だってサ、浮気してないのに、
した前提で 怒鳴ってくるし、
有り得なくね?
接待は、仕事の一環だし。
するのも、されるのも!
課長職の未華子だって、分かる
はずだよ。
ダロ??」
「分かるよ。
浮気前に手を打って何が悪い
のよっ‼
社長令嬢と二人っきりの接待
ってなに?
年頃の男女が料亭しかも高級料亭で食事って、接待?
デートの間違いじゃない?
しかもその後何処に行ったんだか..。」
「は?社長が急に来れなくなった
だけだ‼」
「 ,,>з<)ブッ馬鹿じゃないの?
信じてんの?ホンモノの馬鹿?
作戦よ!作戦。」
「なんにも知らないくせに
部外者が口出すなよ(怒)」
「忘れてない?
一応、蒼生の妻なんですけど。
何処見たら部外者なの?」
「じゃあ、妻やめるか?...
そんなイライラするし、怒鳴り
散らすし 旦那としては
たまんねーワ
目吊り上げて文句三昧だし、
俺、無理かも知んない。」
蒼生はニンマリと憎たらしい笑顔
を見せニタニタしながら未華子の
顔を覗き込み、憎ったらしい目を
向けながら言った。
「ははぁ、そっかあー
やっと手に入れた妻の座が怪しくなったから、慌ててんの?
安心しなよ。
妻でいらせてやっからさー
つまらないヤキモチは迷惑‼
なんでぇすけどぉ﹏。」
上着を脱ぎドカッとソファに腰を
下ろし足を組んで未華子を挑発す
るようにゆっくりとネクタイ
をはずした。
優越感がヒタヒタと伝わって来る。
未華子は唖然として 、キーッ、
「この結婚は、間違い?」
と聞いてみた。
「あんなに好きだって言って
くれたのに、 間違い?」
黙ったままソッポ向く蒼生に
再度聞いてみた。
沈黙
「そうかもね。
だってさ、接待先迄、旦那追い
かける嫁っている?
普通居ないよ。
ついてきてたの?
信じられんワ。」
「其れは...怪しかったからよ。」