おにぎり【短編】

必死に言い訳する彼をよそに私は一週間前に想いを馳せる。





あの日は確か……





彼が会社の飲み会で遅くなるからと一人簡単な食事を済ませ、彼の帰りを待っていた。


メールの着信音が鳴る。


彼からだ。








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