おにぎり【短編】

彼が帰宅するのを見計らって、お湯を沸かす。
これも毎度のことだ。


そして“ただいま”と“おかえり”の間に着替える彼とカップ麺を作る私。
至って、いつもの流れ作業。


いつもと違うものはまだコンビニ袋の中だった。





そして取り出した私自身も、その時はまだ気付いてはいなかった……








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