太陽の柱
《takathi:チャットって難しいよね。実際に会話してないしさ。でも相手の性格って結構わかるんだよ?》


《ミメィ:うん》


《takathi:演技してる人は絶対ボロだすしね。ミメィはそうは思わないよ》

《ミメィ:うん》






たかぽ好きになったかも
違う

前から好きになってたかもしれない


《takathi:こーゆー出会いってダメかな。》

《ミメィ:良いと思う。私も惚れたかも…》


言っちゃったよ


《takathi:やったー!今日からミメィは俺の彼女ね♪よろしくw》


本気になっていいのか分からないけど、どーにでもなれって感じ

嫌だったらすぐに縁切れるしね…


―――――……
―――…
―…


!今日は疲れたなぁ…


ベッドに飛び込んで、やりとりを思い出す


…なんか胸のつっかえ取れてるみたい
相変わらず心臓はバクバク言ってるけど、スッキリ感あんだけど…




それから、毎日私達の会話に必ず、ある言葉が飛び交うようになった


《好きだよ》


本気なのかは相変わらず分からないままだけど、この言葉を目にする度、満たされるのがわかる

それに結構楽しかったりするんだよね

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