太陽の柱
《takathi:やっとミメィとゆっくりできるね》


《ミメィ:うん!》


《takathi:今日はねプレゼントあんだよね》

まじ?こんなに愛されちゃって良いんですか!


プレゼントって言ったってきっとアイテムだと思うんだけどね


《takathi:まぁ、見てて》

《ミメィ:ほい》

《takathi:あ。画面近付けた方がいいよ!》


画面をアップにするって事ね!
マウスを操作して、私達二人で画面を埋める



なっ………


ぶしゅ~~ぅ


そんな効果音が聞こえてもおかしくないくらい、赤面してると思う


返す言葉がなくて、口を開けて画面に釘付けになった


ゆ…夢…


《takathi:どぉ?買ってみたんだけど♪》





たかぽの手が私の腰に回り体が密着する

ゆっくり顔をあげる私
顔を傾けた、たかぽの顔が近付く

ちゅ…


画面の中では唇と唇が触れ合い、私の腕はたかぽの首に絡んでいる


キスできる使い捨てスキルらしい


あと3回しかできないやー
とかなんとか言ってる


《takathi:ミメィの唇おいしかった!ごちそーさん♪》


うわ~それは無しでしょ

いくら画面の中とは言え恥ずかしいじゃねーかよ!

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