太陽の柱
話かけるなら今しかない


直感的にそう思った


敵を狩ること中断しtakathiの隣に座ってみる―…


《ミメィ:ありがとう^^》


この単語だけは打つ込みが早くなった。
同じ単語を何十回いや…何百回打ったかわからないからね


あれ?


隣に座ってるのに無反応


普通さ、”あなたと話したい”ってアピールしてるのわかるよね?


緊張してんの?ウザがってんの?


はっきりせーや!!!!



とりあえずこれで反応がなかったら縁は無かったと諦めるしかねぇか…




―カチ



《ミメィ:何度も助けてくれてありがとう》
どーだ!!!!


―――――……
―――…
―…





《takathi:いいえ^^》


返事が来るまで時間がかかったけど



愛想が出てきてる




《ミメィ:レベルあげなくて良いんですか?》


《takathi:息抜きだからww》

次々と新しい単語が表示される



ただの暇つぶしだったのか…




仲間になろうって誘われるのを期待してみたけど、そんな雰囲気にならないし狩りに戻ろうか…



立ち上がって攻撃するターゲットを定める




《takathi:レベルいくつ?》



まだ私と話してくれるんだ…


敵を攻撃した後、takathiの隣に戻る



《ミメィ:26だよ。》


《takathi:俺は30だよ》

30って転職できるレベルだったよね?

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