太陽の柱
第4章

転職

takathiと別れた頃には既に2時を回っていた



ゲームなのに友情や恋愛は本当に芽生えるんだべか



takathiはあまりにも大人しすぎる




ギャンギャン煩いのも話に付いていけなくて困るだろうけど…

あれは冷たいわ!



無言で狩りしていると無償に緊張感に襲われる


緊張って言っても、胸きゅんの方じゃなくて…



”この人とこれから仲良くやってけんだろうか”

常にこれ


『ん~~ッッ!!』



腕を天井に向かって伸ばし、背筋を伸ばす


疲れた


思うように話できないし、狩りしながらチャットって肩こるわ

人差し指が棒になりそうなんだけど



でもまぁ…

想像より楽しいし良いかな?
私って実はヒッキー(ひきこもり)の素質あったんだべか



ずっと太陽の子だと思ってたのに、素敵な勘違いだったかぁ…

ずっと家に居たいとか思うんだけど



太陽の子ってより日サロの子?肌黒いし

ブラックライトの子?
将来シミだらけ確定じゃん


今までとは正反対の生活に新鮮さを覚えながら眠りについた
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