太陽の柱
―――――……
―――…
―…


せっかく治ってきた腰が余計ひどくなったじゃんか



魅乃は一通り騒いだ後、美冥とお母さんに見送られ帰宅

外はもう夕方
せっかくの日曜日がぁ…



嵐が去るのは遅かった―……



パソコンのスイッチを入れて気分を入れなおす


ゲームに入りtakahiが居るか確認したけど、居ないみたいだ


少しでも追いつく為

夕食も食べずにひたすら狩り




リビングから『日曜洋○劇○』を放送しているらしく


時々、女性の甲高い悲鳴と美冥の悲鳴が重なりあっては2階まで聞こえてくる


怖いなら見なければいいのに―…


『はぁ…』


ドアを見つめながら小さくため息をついた

そしてまた、ゲームに視線を戻す





≪takathiさんがログインしました≫



やっと来たか…



≪ミメィ:こんばんわ^^≫


≪takathi:こんばんは♪≫



≪takathi:レベル上がったね。転職まであと少しだね≫


現在のレベル29


takathiは私のレベル上げに付き合ってくれてるから、レベル32だ


≪ミメィ:うん!!!頑張るね!≫

≪takathi:今日中には転職できそうだね≫

転職かぁー


ヤベッ!また口元があがってきた

絶対今の顔怪しい…


≪ミメィ:わぁい!楽しみぃ≫

……

魅乃風かな?


しばらく会話してから狩りに集中した






≪takathi:おめでと~≫

念願のレベル30!!転職!!
しかし


その喜びはすぐに打ち砕かれることとなる

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