太陽の柱
「けち~。姉ちゃん居ないと美冥誘拐されちゃうしぃ~」



『誘拐されて結構~♪』


誰もオメェなんかさらわんって



「ふ~ん。せっかくさぁ~GAL目指してる子が居て姉ちゃんに憧れてる子いるのになぁ~」



腕を組んでニヤニヤとこちらを見ている



『ま……まじ?』

「まじぃ~♪じゃないと姉ちゃんなんて誘わないし。」



一言多いんだよ!!



私に憧れてるって良い子がいるのね…



『しゃ…しゃーねぇなぁ…行ってやってもいいけど?』



「さんきゅー。じゃー明日11時ね~」


と用件だけ済まして部屋に戻っていった

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