太陽の柱
瞼には茶色と黒のアイシャドーでグラデーションを乗せる


黒のアイライナーで目を軽く囲みマスカラを塗る






鏡を見た香ちゃんは、自分の変身ぶりに驚いたのか何度も何度も鏡を覗き込んでた




「うれしい…」



喜んでいる姿を見るとこっちまで嬉しくなっちゃう




美香ちゃんの携帯に美冥から、遅い!と連絡があったらしく

急いで屋上に向かう



美冥は美香ちゃんの変身ぶりに目を輝かせていた


二人にジュースをおごってあげてベンチに座る




今まで大人しかった美香ちゃんがショップでの出来事など、主に私の話を美冥にしていた



店員さんと友達で凄い!!!

とか、化粧うまい!

と熱弁している



さすがに誉められるのは悪い気がしない



むしろ喜んでいる姿が眩しかった




夕方になってカラオケに行くと妹達と別れる


今日はいいことをしたな



あんな時期あったよなぁ



GALなりたての感動等を思い出しがら帰路についた



お母さんと先に夕食を食べてお風呂に入り部屋に戻る



部屋に入ったらすぐにパソコンの電源
これはもう日課となってる



たかぽが来る前にレベルを近づけなちゃ!




起動するのを待ちながら魅乃から届いてたメールに返信をする


メールの内容はノロケオンリー

友達が幸せなのは私も嬉しい






≪takathi:こんにちわ~≫



夕方だよね…早すぎなんですけど!!



≪ミメィ:こんにちわ。早いね≫



≪takathi:今日は早番だからねぇ≫




まぁいい、二人の方がレベル上がるの早いしね!!
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