太陽の柱
しゃーないな


せっかく毎日一緒に狩りしてるんだもん。少しくらい仲良くなってもいいよね…



≪takathi:疲れない?休もうか!≫


だからさ、コイツはエスパーかっつーの!!
同じ事言おうと思ったのに…



まぁ丁度いいや


≪ミメィ:はぁい≫


今は洞窟内で狩りをしているから、洞窟の隅っこに二人で腰を下ろす。


…あれ?



誘ってきたのに無言ですか!!

どれだけクールボーイなんだよ

≪ミメィ:なんか話しよっか?≫
これって変か?



はぁ~やっちまったぁ


≪takathi:そうだね≫


何か話題振らないと…



普段、魅乃以外の人と一緒にいる時、無言の時間ってすっごい窮屈で仕方が無い

たかぽの場合は特に話する気もないから気にしなかったけど、


話しなくちゃ!!

仲良くならなくちゃ!!

って意識すると、この時間が窮屈に思えてくる


≪takathi:ゲームどぉ?たのし?≫

≪ミメィ:楽しいよ~≫

これは本音



≪takathi:そっか良かった^^てっきりつまらないのかな?って思ってたんだ≫



≪ミメィ:なんで?≫


≪takathi:俺ら結構無言で狩りばっかりしてるじゃん?≫



≪ミメィ:そうだね≫


この人も同じ事考えてるのかなぁ


≪takathi:前に軽い自己紹介しただけじゃん?≫


離れ小島の事ね?


≪ミメィ:うん、そうだね≫


≪takathi:そろそろ真面目君イメージ崩さないとね?≫

あちゃー


根にもたれてるよ…
前にたかぽのイメージは真面目って言ったことあったよね


≪ミメィ:あははは。真面目君じゃないの?≫

≪takathi:ひでぇ!≫

ふーん。今まであまり興味なかったけど、どんな人なんだろう…
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