笑顔でいいの?
「おい、起きろ。」

パチリと目を開けると…………………知らない部屋。

???…………………………??…………。

キョロキョロ見回すも……………

やっぱり知らない。

隣に座るのは…………………

見覚えのない男。

の訳はなく………………圭ちゃんだった。

「あぁ~
良かったぁ。
目が覚めたら知らない男の隣ってパターンかと思った。
はぁ~っ。」

ホッとして、大きな息を吐いたら

「そんな経験があるのか?」と睨まれた。

「ないよ!
ないです。
咲は清いままです!」

思いの外恐い顔で睨まれて、要らない報告までしてしまった。

「あっそう。」

幾分か、機嫌が戻った。

改めて自分の服装を確認すると…………

上着は脱いでいるものの

パジャマのまま。

ホッ。

でも………どうして、ここに??

疑問を持って、見上げると
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