笑顔でいいの?
「……………………聡君?………………。」
戸惑う母親に
「お義母さん。
実は先日、咲々と二人で
こちらの圭哉さんと咲に逢ってたんです。
咲々と二人…………話し合い
咲とお義母さん、お義父さんで逢ってもらおうと………。
そこで、圭哉さんに相談して来ていただきました。
さあ、どうぞ上がって下さい。
咲々も中で待ってます。
お義父さんも、もう少ししたら帰って来られるので。
咲、自分の家なんだから遠慮しないで入っておいで。」聡兄に誘われたけど
自分から出ていった身としては、とっても敷居が高い。
母親の顔を見る勇気すらない私は………
うつ向いてじっとしていた。
「咲ちゃん、おかえり!」
ひときわ明るい声が、緊張感のある玄関に響いた。
「………咲々。」
「もう、遅いよぅ。
ずっと待ってたんだからね!!
ほらっ!上がっておいで。
ケーキも聡ちゃんに買って来てもらってるんだよ。
お母さん、お茶にしよう。
圭哉さんもどうぞ。」
咲々の仕切りに、動き始めた時間。
「あっ、あっ……………そうね……………。
えっと…………あっ………………。」と
まだまだ落ち着きを取り戻してはいないものの
お母さんも頭を働かせ始めた。
戸惑う母親に
「お義母さん。
実は先日、咲々と二人で
こちらの圭哉さんと咲に逢ってたんです。
咲々と二人…………話し合い
咲とお義母さん、お義父さんで逢ってもらおうと………。
そこで、圭哉さんに相談して来ていただきました。
さあ、どうぞ上がって下さい。
咲々も中で待ってます。
お義父さんも、もう少ししたら帰って来られるので。
咲、自分の家なんだから遠慮しないで入っておいで。」聡兄に誘われたけど
自分から出ていった身としては、とっても敷居が高い。
母親の顔を見る勇気すらない私は………
うつ向いてじっとしていた。
「咲ちゃん、おかえり!」
ひときわ明るい声が、緊張感のある玄関に響いた。
「………咲々。」
「もう、遅いよぅ。
ずっと待ってたんだからね!!
ほらっ!上がっておいで。
ケーキも聡ちゃんに買って来てもらってるんだよ。
お母さん、お茶にしよう。
圭哉さんもどうぞ。」
咲々の仕切りに、動き始めた時間。
「あっ、あっ……………そうね……………。
えっと…………あっ………………。」と
まだまだ落ち着きを取り戻してはいないものの
お母さんも頭を働かせ始めた。