笑顔でいいの?
「はい、おしまい。」って………

もう一度、唇にチュッってキスを落として

開放してくれた。

…………………………………………………

……………………………………………………

…………………………………………………。

ずっと動かない私に

クスッと笑って。

「物足りないなら、もう一回するよ。」って…………

大人の顔で、覗いてくる。

ブン、ブン。

大きく首を、横に振って…………答えることしか出来ない。

もしかして…………

腰が抜けるって………

こういうこと??

自分の体なのに………力が入らない。

「悪いね!
大人の本気で迫るからね。」

ニッコリ笑う圭ちゃんは……………

今朝までの、お兄ちゃんの顔をしてなかった……………。
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